【子育てエッセイ】我が子の子育て振り返り病気編Part.４手足口病について

今回は夏風邪の一種の手足口病について、書いていきます。
この病気は子供によっては発熱がなく、軽症で気づかれないこともあるのでは？と思われるのですが
下の息子は高熱を出して、ひやひやさせられました💦
上の息子との状況も違っていて、侮れない病気と実感しました！
前回の記事はこちら↓

 

手足口病について

どんな病気？

乳幼児に多い夏風邪の一種で、その名の通り
手足と口に水疱状の発疹ができる病気。
腸の中にいる、コクサッキーA１６ウイルスやエンテロウイルスが
原因で起こり、これらのウイルスは数種類あり
感染力も強いため一度かかってもまた、かかってしまうこともあります。

また、咳や唾液による飛沫感染のほか
便に排出されたウイルスが手について
それが口に入ってうつることもあるので
おむつ交換の時などは薬用せっけんで手をよく洗うことが大切！

ウイルスの潜伏期間は３～6日。
生後６か月くらいから４～５才頃の乳幼児に多い病気。

症状は？

この病気は手のひら、足の裏、口の中に
周囲が赤くて真ん中が白い、米粒大の水疱ができます。
ひじやおしりにまで出るタイプや口内炎がひどい反面
手足の発疹は少ないタイプなど様々。

この水疱は平たい楕円形をしており、手足の水疱には痛みやかゆみはなく
やぶれることもないのですが
口の中のものはやぶれて、ただれ、強い痛みをともなうカイヨウになるため、つばを飲み込むのも痛い状態になります。

赤ちゃんは不機嫌になったり、食欲がおちたり、よだれが大量にでたりします。
熱が出ても、３７度から３８度くらいで１～２日でたいてい下がります。
時に、下痢や嘔吐をともなうことのも。
ごくまれに無菌性髄膜炎を併発することがあるため、高熱が出たり
頭を痛がったり、ひきつける、嘔吐などの症状がある場合は
すぐに受診しましょう。

自宅のケアは？

この病気は1週間程で治り、特に治療は必要とせず、自然に治るのを待つのが一般的。
また、口の中にできた水疱はカイヨウになり、しみて痛みますが
一週間ほどで治ります。

痛くて食事ができないのはせいぜい１～２日くらいで、嫌がるのであれば
食事を無理強いする必要はなく、つるんとした口当たりの良いプリンや
ゼリー、冷たいアイスクリーム、食べやすいスープなどを用意すると
いいそうです。

一度にたくさん食べさせるより、少しずつ食べさせるのがコツ。
またこまめに水分補給もこころがけます。
お風呂の湯船に入るのは発疹が消えてからで
熱もなく、機嫌がよければシャワーはOKです。

我が子の体験

旅行先での発熱

上の息子が１歳半くらいの時に、車で親子3人で、旅行に出かけました。
ホテルに泊まって、夜、体が熱いので熱をはかったところ
38度までにはならない発熱！

息子は体温が高めのため、微熱のようなものでしたが
夜の８時頃に、救急病院を受診。
地方の病院で、内科医しかいませんでした💦

息子は比較的元気で、通っていた保育園で手足口病が流行っていたため
私が息子の手のひらや足の裏を確認したところ
半透明の白い楕円形の米粒くらいの発疹を発見しました。
保育士をしている時も園児のこの手の発疹を見たことがあり
「手足口病だろう！」
と確信して、病院にむかいました。

病院について、診断を受けた時に
先生は息子が元気だったため、何も処方されず
「明日はすぐに自宅に帰り、小児科を受診してください！」
とのことでした。

手足口病が保育園で流行っていることを伝え、手足の発疹を見せたりしましたが
「すみません、私は内科医なので
手足口病などの小児科がかかわる病気については、分からないのです。」
と言われました。

翌日すぐに、旅行先から帰り、夕方、行きつけの小児科医院を受診。
やはり、手足口病でした。

高熱が出た下の息子

下の息子が１歳の誕生日を迎え、夏に３９度くらいの熱をだし
やっぱり、手のひらや足の裏に米粒の大きさの発疹が見られ
すぐに小児科医院を受診。

それで、すぐに手足口病と判明したものの
「ちょっと、唇がかわいているね！脱水症状起こしかけているので
大学病院に連絡するよ！」
と、急きょ、大学病院の小児科を受診。

そこで、点滴をうけました。
小児の場合時間がかかり、親から離されて、点滴の針を足にさすので
息子にとっては恐怖だったと思います。
私も手足口病は軽い病気と思っていたので
この時はヒヤッ💦としました。

またまた！手足口病

その後、上の息子が小学２年生、下の息子が４歳くらいの時に
また、下の息子が手足口病にかかり、３８度くらいの発熱。

この時は脱水症状はなく、軽く済みましたが
上の息子とよりによって私にうつりました！
行きつけの小児科医の先生もびっくり！
「お母さんもかかるなんて！珍しい💦」
と言われました。

上の息子も私も発熱はなく、体がだるい感じでした。
やはり、下の息子だけが熱がでて、この種類のウイルスには弱いのかな？
と思いました…

私が思ったこと

上の息子が発病したのは旅行先で、地方の救急病院は
小児科医がいないことがあり
内科医ですら、小児の病気について分からない
ことにびっくり💦しました。

やはり、旅行は３歳くらいになってからがいいのかな？
行ったとしても、すぐに自宅に戻れる近場がいいのかな？
と思いました。

また、うちの子に関しては口内炎の症状はなく、
その代わりに下の息子が脱水症状を起こしかけたため
その子その子により症状の出方は様々で、軽い病気！
とあなどってはいけないなあ！
と思いました・・。

※参考文献「赤ちゃん・子ども病気百科　6才まで安心の１冊！」（主婦の友社）

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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