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【子育てエッセイ】我が子の子育て振り返り編Part.3

食事編Part.1

今回は食事について振り返っていこうと思います。

最初の食事は?

赤ちゃんが生まれて、一番はじめに口にするものとは何でしょうか?
そう、それはやっぱり、お母さんのオッパイつまり、母乳だと思われますが

うちの子供が一番最初にくちにしたのは
ケイツーシロップ
でした。

ケイツーシロップとはビタミンKと呼ばれる成分のお薬で
生まれてすぐの赤ちゃんはビタミンKの体内量が不足する傾向があるため
ビタミンK欠乏性出血症を発症するために
生後すぐに内服で補充することになっているそうです。

ビタミンKは出血を止めるために必要な成分です。

私が出産した病院は入院している間はゆっくりと
母親が体を休められるように、夜中は助産師の資格のある、看護師さんが
赤ちゃんにミルクを与えてくれました。

これはおそらく、母乳だけでなく、ミルクにも慣れることができるように!
という病院の配慮もあったと思います。

初めて母乳を与える時、看護師さんが
「ちょっとまってくださいね。ケイツーシロップを飲んでから母乳を与えます。」
と言い、おちょこくらいの大きさの透明な容器に黄色っぽい液体がそそがれ、看護師さんが赤ちゃんの口の中に入れました。

上の息子はすぐにあっさり飲んで
「さあ!これで、オッパイをのめるわよ!」
と、息子を私にだっこさせてくれました。

ところが、下の息子はピッと吐き出してしまい
「あー当分、オッパイはおわずけよ!」
と、数時間後にまた、私は授乳室にくることになりました。

ケイツーシロップをのんでから、母乳を飲ませることになっていて
ケイツーシロップを飲むのがうまくいかなかった場合は、また時間をおいて飲むのにチャレンジして、うまくいったら、母乳がのめるそうです。

初めての母乳

上の息子は食欲旺盛なのか?
初めての出産で、胸が硬くて、私も要領がわからず
すぐにオッパイをあげることができなくて、ギャー!
と怒ったようによく泣いていました。

下の息子は要領がわかり、胸も母乳に対応できるようになっていて
スムーズに母乳を飲むことができました。

それで、私はどうも母乳の出が良かったらしく
何人か私の他に入院していた方がいたのですが
私一人だけが、夜中に起きて、母乳を与えるように指示されました。
そこで、夜中に新生児室に行くことになりました。

夜中の新生児室

言われた時間に新生児室に行ったら、看護師さんが1人いて
息子を授乳室に連れてきてくれ、だっこさせてもらいました。
隣は新生児室で、透明な壁のため、他の赤ちゃんの世話をする
看護師さんの様子が見えました。

赤ちゃんはいっせいに泣いていて、看護師さんは一人
ミルクを与えるのですがー

一人で、複数の赤ちゃんの対応をするのはなかなかハードだな!
と思いました。
看護師さんも疲れている様子にみえました。

生まれてすぐに食事を待たなければならない状況になるのだな!
とオッパイを息子にあげながら、ぼんやり考えていました。

病院によっては母親のベットのそばに赤ちゃんが眠っていて、母乳をすぐにあげることができる所もあります。

眠さとの戦いの授乳

病院から家に帰ってからは始めは授乳間隔が3時間くらいなので
夜中も起きて授乳して、一緒にお昼寝したりしていました。
始めは夜中に目覚めて、また眠るのは朝起きると、眠くてつらかったのですが、だんだんちょこちょこ寝に慣れていきました。

授乳タイムはコミュニケーションタイム❣

赤ちゃんはオッパイを飲んでいる間は母親の顔をじっと見ています。
ですが、目はあまりよくみえてなく、耳のほうがよく聞こえています。
なので、優しく声をかけると、うれしいのでは?
と思います。

2か月くらいになると、オッパイを飲んでいる途中、いきなり飲むのをやめ、私の顔をみて、語り掛けるように
「えうーおうー」
と声を発したりして、たまらなくかわいかったです。

私もそれにこたえて、周りに人がいないことをいいことに
「えうーおうー○○ちゃん、えうー♫」
と、名前を読んで歌ったりしました。


私が思ったこと

授乳やミルクタイムは子どもとのコミュニケーションタイムで
今の時代、スマホがあり、授乳中にいじる方をみたことが
ありました。

その方、夜中にまだ1歳にもならない子どもを父親にお願いして
遊びに行ってしまいました。

たまに気晴らしも必要でしょうが、スマホをいじる行為はなんだか
子どもより、娯楽を優先してしまう表れの様に思えました。
授乳中の赤ちゃんとのやり取りは大切な時間だと思います。
(食事編Part.2につづく)








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