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【子育てエッセイ】我が子の子育て振り返り病気編Part.5溶連菌感染症について

今回は我が息子たちが、何度も悩まされた、溶連菌感染症について、書いていきます。
この病気は幼児や学童がかかりやすいのですが
実は!私もうつされ、大変な目にあったことがあります。
子育てするお母さん方も気を付けていく必要がありますね。
前回は手足口病に書きました。前回の記事はこちら↓




溶連菌感染症について

どんな病気?

溶連菌感染症とは溶結性連鎖球菌(略して溶連菌)という細菌の感染によっておこる病気の総称。
連鎖菌そのものはありふれた細菌の一つです。
赤ちゃんがかかることは比較的に少なく、感染、発症するのは学童が中心。

潜伏期間は2~3日。
くしゃみや唾液などでうつります。
昔はとても怖い病気でした!

溶連菌の中でも特殊な毒素を出すタイプに感染すると、高熱とともに全身の皮膚に赤い発疹が強く出る場合があり、これを猩紅熱(ショウコウネツ)と呼んでいました。

死亡率の高さから、昔はおそれられ、法定伝染病に指定され
かかると隔離されていました。
ですが、今は抗生物質で治療すれば、自宅でもケアできるようになり
法定伝染病として、扱うことがとり消されました。

症状は?

最初はのどの痛み、特徴は「いちご状舌」。
はじめは咽頭炎や扁桃炎のような喉の風邪症状を示します。
39度前後の急な発熱があり、喉をみるとひどくはれ、痛みが強く
時に、吐き気や嘔吐、頭痛、腹痛、また、筋肉痛や関節痛がでることもあり
首のリンパ節がはれたり、中耳炎を引き起こすことも。

その後、赤いこまかな発疹が首や胸、手首や足首あたりから始まり、
時として、全身に広がり、かゆみを伴うことも。
出方や程度はさまざま。

発病直後、舌は白いコケで覆われたようになりますが
3~4日すると赤くなってブツブツになります。
これが「いちご状舌」と呼ばれ、溶連菌感染症の特徴。
それと同時に口角も荒れます。

ウイルス性の風邪と違って、細菌性の病気なので、自然に治ることはないので、小児科受診が必須です!
咽頭や血液検査で、溶連菌感染症と判断がつきます。
ただ、3才以下のこどもが感染した場合、熱や発疹が現れず、単なる喉風邪
症状だけのことも、少なくありません。

治療は?

小児科受診により、抗生物質が処方されますが、合併症が怖いので
医者の指示通り、だいたい一週間くらい、きちんと飲むことが重要。

我が子の体験Part.1

私の息子は溶連菌感染症に弱いらしく
幼児期から児童期にかけて、何度もかかりました。

始めは発熱で、小児科を受診。
検査を受けて、溶連菌感染症と判明し、抗生物質が処方され
治す。

というパターンを繰り返しました。
また、まれに発疹が出ることもありました。

ですが、実は抗生物質を指示通り、キッチリ時間通りに欠かさず
飲むことが結構大変!
もし、怠ると、近い時期にまた、病気が再発することがありました💦

それに、きちんと薬を飲み切らないと後に腎臓炎などの合併症を起こしたりすることもまれにあり、怖ろしい!です。

我が子の体験Part.2

上の息子が小学校4年生の時にインフルエンザが流行って
高熱を出したので
「インフルエンザかもしれない!」
ということで、受診。

思惑通り、インフルエンザと判明し、抗インフルエンザ剤を処方され
すぐに服用したのですが
いつもと違って3日経っても熱が下がらず💦
で、ひやひやしました。

同じ小学校で同学年の女の子がいる、ママ友に連絡したところ
その女の子もインフルエンザにかかっていました。
それで、やはり、インフルエンザの薬をのんでも、熱が下がらないという
同じ症状。

そこで、かかりつけの小児科を再受診したら
これはおかしい!もしかしたら、溶連菌に感染しているかも!
と、検査したところ、やはり、溶連菌感染症でした!

そこで、抗生物質も処方され、服用したら、途端に熱がさがりました!
なんと!インフルエンザと溶連菌感染症に同時に感染することがあり
抗インフルエンザ剤は溶連菌感染症にはきかない!

ということを知りました!

私の体験

息子達はよく、溶連菌感染症にかかり、本当に珍しく息子がかかった後
私も発熱し、小児内科の医院を受診。
その病院には小児科もあるものの、内科を積極的にやっており、
小児科に関してはかかりつけの医院が優れているとおもわれ
子どもはそちらに連れていっていました。

それで、先生に子どもが溶連菌感染症にかかったことを
伝え、喉を診てもらったところ
「溶連菌感染症にかかっている喉には見えない!」
と診断され、熱さましや風邪薬が処方。

そして、服用したら、熱が下がったものの、焼けつくような喉の痛みが
押し寄せました。

そして、子どもの行きつけの小児科へ。
いちお、内科もやっていて、ことの顛末を先生に説明したら
すぐ、検査をしてくれ、
「お母さんのご名答通り、溶連菌感染症でした!」
抗生物質を処方され、完治しました。

私が思ったこと

溶連菌感染症は猩紅熱(ショウコウネツ)と同じと知り
「大草原の小さな家」というドラマをおもいだしました。

その物語の主人公と姉は猩紅熱にかかったものの
何とか治り、命をとりとめました。
ところが、姉の方は病気が原因で後に視神経が弱り、失明します。
私はなんて!怖ろしい病気!と思いました💦

そして、私がかかることにより、溶連菌感染症とは
お医者さんの視診だけでは分からないのだな!
しっかり検査してもらうことが大切なのだな!

と思いました…💦

(わが子の子育て振り返り病気編Part.6に続く)

※参考文献「赤ちゃん・子ども病気百科 6才まで安心の1冊」(主婦の友社)

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
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