【ゴミがお金に!?】PANTの仕組み
こんにちは!
スウェーデンがプラスチックごみの抑制に取り組んでいるという状況は世界的にもよく知られていることかと思います。環境活動家のグレタトゥーンベリさんもスウェーデンの出身です。
今日はそんな環境保全大国スウェーデンのリサイクルの仕組みについてご紹介します。
スウェーデンで製造されたペットボトルや缶製品に"PANT"と記載されていることにお気づきになった方も多いのではないでしょうか。飲み終わったICAやCOOPなどのスーパーマーケットの回収スポットに持ち込むとお金を受け取ることができるんです!(購入時に事前に支払っているのですが…(^_^;))
私が2018年に留学していたオーストラリアにも似た仕組みはありましたが、事前にデポジットを取られる仕組みではありませんでした。記事を執筆するにあたりオーストラリアの知人に確認したところ、個人が支払うのではなく州政府が10セント分負担しているとのことでした。
個人的には、個人が負担する仕組みの方が国と国民が一丸となってリサイクルに取り組む姿勢が強まると思います。
それほどまでに国を挙げてプラスチックのリサイクルを重要視し、力を入れていることが分かりますね!
スウェーデン人の友人は去年の夏4,000クローナ(約53,000円)をPANTのみで稼いだと言いますから、ますますこのシステムには驚かされました。
ホームパーティーをした後にはゴミが多く出ますので、空き缶を集めるだけでも数百円のお小遣いになります(^^)/
機械の操作は簡単で、缶・ペットボトルを投入し終わったら「寄付」もしくは「換金」のボタンを押すのみです!
レジに持っていけば買い物の値引き、もしくは現金で返金してもらうことができます。
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