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幸せに生きる術 ✴︎ 境界線をひく
【境界線】… 自分と他者を区別する
この境界線が曖昧になる(薄い)とどちらかに負担がかかる = 依存関係、上下関係
他者であるという認識が薄いので、相手の権利を無意識に侵害してしまう。
境界線が薄くなっているときは、居心地の悪さを感じたり、距離を置きたくなったり、顔を合わすことも億劫になったり、なぜか罪悪感を感じたり、心身の調子が悪くなったり…そのような状態にもなります。
私が「幸せな生き方」を学んでいるうちに気づいたのが自身の『境界線の薄さ』でした。
その原因が育った家庭の影響からだったということがわかり、それを理解したから人生も生きやすくなり、その結果として「自分にとっての幸せ」を生きられるようになったのかもしれません。
最初のページにも書いていますが、私の育った環境が機能不全家族(毒親)でした。
機能不全家族とは、家庭内で身体的、性的、心理的虐待などが存在する家族のことです。なので、日常的なストレスが半端ない状態です。
その防衛として、心を閉ざしてなるべく何も感じないようにするんです。
その結果、自身の境界に侵入されてもあまり不快に思わず(感じない)、反対に他者の境界に侵入してしまう傾向もあります。
コチラ↓も同じようなことを書いています。
良かったら読んでください。
最近、連絡も途絶えていた昔の友人に意外な場所でばったり会って少し会話をしましたが、単刀直入に申しますと「幸せが何なのかわからない…楽しくない」と友人は言っていました。
実は友人も私と似たような家庭環境で育っています。ま、だからお互い引き合って友人関係になったのでしょう…「それ自身に似たものを引き寄せる」です。
友人が言っていた「幸せが何なのかわからない…楽しくない」というのは、おそらく環境(現実)が原因ではなく『心』が幸せだと感じていないからだと思いました。
自分以外の他者がいる生活の中で緊張を感じていたり、楽しくない状態であれば、そこから抜け出し自分を好きになる方法のひとつとして「境界線をひく」を知るのは重要なことだと思います。
そもそも何で境界線が薄くなるのか?ですが、
親子関係では、親の期待や理想、価値観を子どもに押し付けたり、親がやるべきことを子どもがやっている。言いなりにさせる(支配、コントロール)など。
それによって、子どもは人との距離感がわからなくなっていき、他者に入り込みすぎたり(相手の言いなりになってしまう)、逆に他者との距離を置きすぎてしまいます。
そしてそれらが原因で、
他者の批判や反応を気にしてしまう、敏感になる。自分が我慢すれば良いと考え、自分の責任にして自分を責める。自分の言動や行動に罪悪感を感じてNOと言えない、から他人に支配されやすい。本心でやりたくない事をやってしまう。
…まぁ全て過去の私でもあります。
上司と部下、先生と生徒、夫婦関係、恋人関係、友人関係などの中で問題(トラブル)が起きる、繰り返す場合は、どちらかがそのような経験をしているか又は両方とも何かしらの心の傷(過去の感情)を癒せていないか…
それに気づくために、上記(境界線が薄くなっているときの状態)に書いたようなサインが現れている確率は大だと思います。
『 現実は自分の心を映しだす鏡 』
なので境界線が薄くなっていると気づいたら、自分を労う時間。ひとりになる時間。自分の心の声を聴く。などをしていくと境界線も厚くなっていきます。(バリアの再生)
そうなると自身が光る(輝く)ので、その光に自分の必要なものも寄ってくるのだと思っています。
境界線をひけている人は、自身の境界に侵入されることに対してきちんと対応ができ(気にしない)、他者の境界も侵入しない人がほとんどだと思います。
なので「あなたのためだから…」と言う押し付けアドバイスもせず、他者を言いなりにさせようとすることもないです。
良好な人間関係とは、お互いにとって対等であることだと思います。
そして、
素のままの自分で在れる。自分の気持ちをはっきり表現でき伝えることができる。相手の気持ちを大切にできる。ことも「幸せ」なことだと私は思います。
お読みくださり、
ありがとうございました♡
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