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自己紹介

こんにちは。社会保険労務士のさかたです。
埼玉県で社会保険労務士法人と障害福祉サービス事業所を運営しています。

試しに自己紹介的なものを書いています。

独立する前

社会保険労務士のほとんどの方は、社労士になる前に前職を持っています。幼少期から社会保険労務士に憧れて、その夢をついに叶えました!という方にはお会いしたことがありません。社会人になってどこかのタイミングで社会保険労務士という資格を知って、社労士になった方がほとんどです。

元々、ボクも大学を卒業して機械メーカーで法人営業職をしていました。
業界は、みんな大好きパチンコ業界です。いわゆる台メーカーではなくて、設備屋さんになります。入社1年目は機械のメンテ職(新入社員全員がメンテ職を通る)、2年目に本社の営業企画部という部署、3年目から拠点(西東京、大宮)で営業職をしていました。

この頃どんな生活をしていたかと言うと、深夜(お店の閉店後なので0時とか)、P店の専務から「ホールコン、誤差玉でてんぞ(コラァ)!!!」と電話かかってきて「すみませんすみません、今なにもできないんで明日電話します」って言ってなんとか電話を切って翌日かけると「店長が不正してたわ、監視カメラ写ってた、すまん」ということがあったり、閉店したホールにリースしていた機械をリース会社と取りに行くと、既に盗まれて跡形もなくなってた、みたいな刺激的なこともありました。

そうして入社5年目も半分を過ぎた頃、どういうわけか社員5名の呉服屋に転職しました。我ながら人生の七不思議のひとつです。この年はパワハラぎりぎり(というかパワハラ)の上司の下にいたので、今考えると、正常な判断力を欠いていたのかもしれないです。

この呉服屋は法人ではありましたが社会保険もなく、給与は18万円で妻子を養うのには無理がありました。まあここも結構むちゃくちゃな職場でいろいろあったのですが、半年で退職して無職となります。

これでパチンコ業界→呉服業界→無職という黄金ルートが完成しました。

社労士試験を受験

退職したのが平成20年の4月末です。
4月は退職に備えてタイムカードをコピーしたり、その後どうしようか考えていました。このタイミングで社会保険労務士試験に出会うことになります。

無職になったので、雇用保険を受給しながら専業で受験勉強をすることにしました。貯金と雇用保険を足してギリギリ試験後数ヶ月くらいまで生活できるのではないかというところでした。雇用保険は当時3か月の給付制限期間がありましたが、膨大に残業をしていたタイムカードを提出して解除してもらいました。

当時は埼玉県の所沢に住んでおり、毎日航空公園の図書館に受験生と一緒に並び、8月の試験を受験しました。

とにかくお金がなかったので、8月の試験が終わってすぐに就職活動をしました。そこで運よく100人ちょっとの会社の総務人事職に拾われ、10月末から働き始め、2週間くらいたったころに合格したことがわかりました。

社労士になってから

平成22年3月、29歳で社会保険労務士として開業しました。
1年目は拾ってもらった会社と兼業で、その後2年目になるところでその会社を退職して独立しています。その後平成27年に法人化、平成31年に障害福祉サービス事業所を立ち上げました。

社会保険労務士としては障害年金を主要業務にして成長しました。
縁あって、障害年金の本を書いたりもしています。障害年金を業務とされている方ならもしかしたら持ってるかもです。
日本法令さんで何回か社労士向けの障害年金の実務セミナーやりました。

こんな本を書いてます(編集・共著)

noteを書こうと思った動機

以前、社実研に出させてもらったとき、ボクが3年目くらいにやった「等身大開業日誌」というセミナーに主催者の方が来た話をしてくれました。それですごい面白かった、と。

3年目から6年目くらいまで、セミナー講師やったり、記事書いたり目立つような活動をよくしていたんですが、その後は控えて地下に潜りました。セミナーとか記事書く話とかも断るようになりました。
法人化して事業を成り立たせるのに集中した・・・と言えば聞こえはいいんですが、簡単に言うと大して儲かってなかったんです。というか、講演とか本を書くって全然儲からないんです。

なので事業としてちゃんと成り立つように、継続できるようにしようと思ってやめました。

別に儲かるようになったわけではないんですが、昨年くらいから講演依頼とかが増えてきて、今年もいくつかお話することになっています。今でこそ障害福祉サービス事業所も運営していますが、やっぱり社会保険労務士という仕事が原点で、障害年金という業務には思い入れもあります。14年やって、今思うところを書ければと思いました。

とりあえずは以前やった開業日誌的な事を書いていこうと思います。
よろしくお願いします。

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