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神田伯山襲名披露を見て、、

神田伯山の襲名披露の会場は「浅草ビューホテル」であった。
参列者は、なんと400名超え!
この人数の宴席を出来るホテルの会場は、東京都内でもそう多くない。

私は、どうしても【ホテルが、どういうサービスをしているのか】を真剣に見てしまう。
このお祝いの席の、料理内容までは分からなかったが、フレンチのコースだったのは分かった。
気になったのは、ビールやワインがテーブルに沢山載っていたことである。
これはいけません!ダメです!!

ゲストや、主催者からのリクエストであったとしてもいけません!

ホテルの沽券にかかわるゆゆしき問題なのである!
居酒屋では無く、ホテルなのである!

そういう意味でうるさくないホテルを選んだのかも知れないが、、、
帝国ホテルやホテルオークラであれば、あり得ないハナシである!
いや、普通はあり得ないハナシだと思う。

なんで?と思う方も居るかと思うが、飲み物はウエイターがサービスするものであり、その為の体制を整えている。
適切なタイミングで、料理に合わせたワインなどをサービスするのもウエイターの仕事である。
それを、オンテーブルしたりすると、皆、適当なグラスに注いだりして、もうどうにもならなくなるのである。
なので、通常ホテルでは、ドリンクのオンテーブルを一切しないのである!

乾杯は、鏡開きで行われた。
「獺祭」の大きな樽を皆でよいしょ!よいしょ!よいしょ!と小槌で開いた。日本的な演出で良かった。
問題は、獺祭の樽が載せてある台である。
白いクロスが掛けてあるだけで、側面は見た目が悪かった。
なんでスカートを巻かなかったのか?
緋毛氈で覆ったら、もっと良かったと思うが、残念である!

小生が、都内のホテルで宴会のキャプテンをしていた時代、色々なパーティーを対応したが、とにかく細かくチェックした。
宴会というと、なんか大雑把みたいなイメージがあるかも知れないが、そんなことは無く、むしろその逆である。
どこまで、細かくこだわり、どこまで細かく段取り出来たかで、その成否が決まるのである。

それにしても出席しているメンバーが凄いな!と思った。
立川志の輔師匠も出席していた。爆笑問題の太田の奥さんも出席していた。
笑い屋のしげふじくんも!情熱大陸のディレクターも!

伯山が「フロア長に祝儀を渡さないと、、」と渡す場面があったが、ここも微妙で、いくらご祝儀であったとしても受け取らないホテルもある。
放送して大丈夫だったのか?
それと「フロア長」では無くて「キャプテン」である!
今だに、「ボーイ長」と言う人もいるが、勘弁して欲しい。
会場の責任者は「キャプテン」なのである。

こういうドキュメンタリーがホテルに関わっていたりすると、どうしても違った角度から見ているササピーであった!


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