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スーパーコンピューター問題

https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024061512888

【新プロジェクトXの番組案内より】
日本の競争力復活を賭けて、スーパーコンピューター「京」の開発に挑んだエンジニアたちの物語。1990年代以降、不況に陥った日本で、産業の要であるスパコン開発は失速した。2006年、その危機を乗り越えるべく、世界最速、1秒間に1京回の計算性能を目指す国家プロジェクトが始動。設計を担当した富士通の切り札となったのは、不器用に生きてきた歴戦の設計者。先人からの技術のバトンをつないだ頭脳戦のドラマ。


***
あ~、あの蓮舫が「2位じゃだめなんですか!?」って言っていた事業仕分け問題か、面白そうだな!と番組を見た。
感想は、なんかそれこそ「切り取り」でいいところだけを繋いだような内容で、消化不良的な不快感が残った!

番組では、当初スパコンの世界で日本はアメリカに次ぐ2位をキープしてきたが、あっという間にドイツや中国に抜かれてしまった。そこで立ち上がった日本!みたいな感じである。

番組の中でも、予算が削られそうになったり(事業仕分け)したが、なんとかクリアした、みたいな説明であったが、実際は大幅に方向性を変えられたようである(上記記事参照)。また、当初はNECと日立、そして富士通の3社であったのが2社が撤退したことにも触れていなかった。
また、スーパーコンピューター京で再び世界一を取り戻し、更にその後スーパーコンピューター富岳でバージョンをアップ、世界一をキープしている!
と言っていたが、実際はスーパーコンピューター京での世界一はすぐにアメリカに抜かれ、そしてスーパーコンピューター富岳も現在世界4位となっている。
ここ、一番重要だと思うのであるが、テレビ的にはネガティブになってしまうので排除した!という風にしか思えない。
最近のNHKの番組、腰砕けである!

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