見出し画像

朝ドラ「舞いあがれ」を見ながら思ったこと、独り言

朝ドラ「舞いあがれ」に出てくるネジ工場で働く人達が、分野こそ違うけれど、今まで一緒に働いてきたいろんな人達をリアルに思い出させて、涙が出る。リーマンショックがあって、不景気の波が来て、リストラやらなんだかんだの当時のことも思い出す。小さなことを馬鹿にしないでやっているとそういう姿勢を働く人達は必ず見ている。
逆に、観念的で声高に差別やいじめやイデオロギー的なワードを出してもの申す人ほど、無神経に人を見下し、労働を馬鹿にし、その態度が何よりも差別的で暴力的であることに気づかないでいることに気づいた。
以前私がクリスチャンであることを標的に攻撃した人達もそういう人達だった。人が大事にしているモノを平気で踏みにじる。私もまた、かつてはそんな人間の一人だったに違いない。
すべてが繋がっている、生き方の問題。
音楽や芸術や文学は本当に素晴らしいし、それに携わっていたいけれど、それ以前に働くことができて、そこから大事なことを学ぶことができて本当に良かったと思う。
その小さいけど大事なことがない音楽や芸術や文学は、どんなに技術が優れていてもどこか欺瞞だと思う。
こんなことを思うのも、コロナによって、今まで見えなかったことが見えてきたからなのだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?