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夏の山へ


山に上った。
とは言っても、途中まではゴンドラで、
そこから高山植物を楽しみながらの散策だ。


高山植物って小振りでかわいらしい。
地上でも同じ花は咲いているけれど、
一面の山の上の花ばたけって、別世界でほんとうに素敵だ。


山の途中は、木が生い茂っていて、小さな草花は見つからない。
ところが標高が上がるにつれて、背の高い木々はぐっと数を減らし、岩肌の合間にかわいい花が咲き乱れている。


そうそう、大げさだけど「ここは天国かな」って心地に…
地上では、なかなか見られない景色が目の前に広がる。

霧が立ちこめていた。残念。



イブキジャコウソウ


ウメバチソウ


ハッポウタカネセンブリ


タカネマツムシソウ


タカネナデシコ


絶景以外の楽しみもある。
運ぶのはちょっと大変だけれど、
たっぷりの水と、ちょっといいソーセージ、
美味しいコーヒーも持っていく。

山の上で、ちょっとした調理をして
出来立てを食べたり、飲んだりは、すごく贅沢なごちそうだ。


夏といえば、わたしは海よりも山に行きたい。
上高地や、松本にも毎年のように遊びに行く。
野菜や果物を市場で買って、それから景色も味わう。
(住みたいな、とも思うけれど、それは冬の厳しさを知らないからだ。)
畑や田んぼに囲まれて、建っている家や庭の佇まいも、わたしの夢みるいつか住んでみたい家のイメージにぴったりでは、ある。
憧れの土地。


山を下りたら、みんなで温泉に浸かり、服も着替えてサッパリ、それからのごはん。
至福の時。


八方池


山の夏は短い。
以前、10月に訪れた時は、もう紅葉も終わっていた。
天気も変わりやすいから、スッキリと晴れ渡る時間帯に上れたら、とてもラッキーだと思う。


空気もいいし、緑はきれいだし、
山に行くと生きかえるかのように
リフレッシュできて、おすすめです。









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