【第29回】読書を好きになりたい
僕は活字を理解するのが得意ではない上かなり遅読だから
本を読むということが素晴らしいという世間に多い意見に素直に賛同できない。
時間的にも知識的にもコスパが悪すぎると思っていたし、今でもその感情は残っている。
とはいっても動画や音声サービスでは知識のインプットする手段としては
もっと効率が悪いことを
経験則だが確信している。
仕方なしに本を読んで理解するという能力の向上をすることにした。
少しでもやる気を出すために本しかないメリットを自分なりに書いてみるが
気になった個所に戻ったり、読み飛ばすなどのことが
あらゆる知識のインプット手段の中で一番簡単だということ。
いまだにこれだけしか確信に至っていない。
幼少期から無理やり興味のない小難しい本を
自分は賭け事ばかりしている両親に無理やり読ませられた経験も災いしているのか
本という物体を見るだけで気が引ける感覚がいまだにある。
しょうもない症状だ。
この傾向のせいで知識的にも相当損をしているだろう。
学生時代も終わりに差し掛かったころから心理学について色々知ることができたが
思い返すと両親が良かれと思ってやった(らしい)ことが
やることなすこと全てが裏目に出てしまう行為ばかりで
結果として教育を受けさせた側も受けた側も損な状態になってしまっているように思う。
双方にとって悲しいことだが
これから少しでも良くなるよう信じるしか
将来を豊かにする方法はない。
今日も億劫な気持ちをなんとかしながら読書をする。
いつか読書を楽しめる日が来ることを祈って。
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