[まねきの手習]note詐欺事件で考えたこと、もっと重要なこと
連続投稿の呪縛がイヤで、昨日はあえて休みをいただいた。その分考える時間ができた。
やはりというか、予想していた通り富樫康明さんが注意喚起して、emiko136さんから始まり、天道馬七さんがバトンを受け、自分も次に渡そとしたが後ろはいなかった。
このnoteに参加させていただき、他のクリエイターさんの感覚と自分の常識が、少し違うと感じていた。
詐欺は自衛できるが、自分が加害者になる問題を抱えていることをnoteクリエイターは気づいているだろか。
特に著作権の取り扱いについてだ。
正直、マスメディアに在籍していた人間は、その辺は過敏だ。自分も怖い。取り扱いに慎重になる。
自分も出版時代に3件訴訟を抱えたことがある。
解決までかなり時間がかかった。
司法の場に出頭するたび、この不効率な日本の裁判システムを呪った。
弁護士との打合せ、提出する資料・証拠集め、反訴の準備、訴訟に必要な弁護士費用と印紙代の工面。裁判一件抱えただけでもすべての日常生活が止まる。
これが会社勤ていたら、学生でも、子供を育てていても、司法の場はこちらの都合は聞いてくれない。弁護士は必要な経費はしっかりとる。
会社、学校、子供の病院にも行けない。
note社も巻き込まれて、訴訟対象になるのは目に見えている。弁護士費用はついでに面倒見てくれるだろうが、大元の責任は書いたクリエイターに帰属する。
自分の何気ない投稿が、そんなことを引き起こすことなどツユとも思っていない人が大半だろう。
自分の場合はほぼ100%、所属していた出版社がサポートしてくれたから助かったが、今、今日もこのnoteで活動しているなら、そんなリスクもあることを知って欲しい。破産、一家離散、会社の解雇までありうることを。
特に動画、写真、転用したイラストを多用する作品には注意だ。本からの引用にもルールがある。
一度、YouTubeから引っ張ってきた動画を多用する若手のクリエイターに、コメント欄でこんなに動画を使って大丈夫か、と聞いたことがある。
彼の返答は、
「まねきさん、貼れるやつと貼れないやつがあるんですよ。これは貼れたから大丈夫」
だった。
貼ることができたから使用フリーではない。単なる技術の問題だ。
そんな感覚なんだ、と驚愕した。
noteをやる以上、全クリエイターがフォローしなければいけない人がいる。
非特非営利法人)著作権協会の理事長、富樫康明さんだ。
彼の存在は自分もemiko136さんに教えてもらうまで知らなかった。著作権に怯える自分でもそうだ。こんな力強い人がnoteにいる。それだけでなんと心強い。不安があるなら相談に駆け込める最後の砦だ。
昨日書かなかった時間は、すべて富樫さんの記事を読むことに割いた。
もともとこの詐欺事件の注意喚起もnote運営本部から富樫さんへの問合せが発端だ。読後に、この人の記事をすべて読むことがnoteへの初期登録条件にしたいとさえ思った。
富樫康明@著作権ノウハウ
見つけるから引いて欲しい。
「まねきさん、なんでその記事に飛ばさなかったり、太字で強調しないんですか？ それじゃスキは増えませんよ」
ともよくいわれる。
笑って反論しないが、腹の中でこう思っている。
「いくら着飾ろうが、化粧しようが、高いスーツ着ようが、中身が薄ければなんの意味もねえんだよ」と。
一度、前回号外の詐欺記事の時だけ、富樫さんの記事に飛ぶようにしたが、クリエイター紹介をメインに据えている、この手習シリーズでは淡々と平文構成でいく。
なんの煽りも強調もしない。
自分の目で、この人には才能があると信じ、惚れたクリエイターのみを取り上げる。文章のみで褒めて褒めて褒めちぎる。もっと上のステージに登ってもらうために、自分では気がつかない魅力を、分かってもらうために。
スキの数？
ふん、
先週は2冠だ。
大事なところをみてくださる人たちはたくさんいる。
自分で自分の記事には責任を持つ。
てめえのけつはてめえで拭く。
大人なんだから当たり前のことだ。
あっ、やばい。
富樫さんの名前をこの記事に使うことはご許可をいただいたが、emiko136さんと天道馬七さん、チエさんには事後承認だ。
柿ピーは無視しておこう。
在間ミツル(手習シリーズ「音楽をやる人は文章がうまい」にご登場願ったクリエイターさん。在間さんをコメント欄でほめると、まねきが記事紹介するという都市伝説を計画中)さんに報告する時のついででいいや。
柿ピーは仕事終わってnote時間になると、いつもミツルさんとこで遊んでいやがるから今晩もコメント欄で遊んでるのに違いない。
自分の読者ケアほっぽいて。
富樫さん。
メイプル楓さんには「見ちゃいらんねえなぁ〜」と叱られそうだが、これは著作権侵害ではなく、名誉毀損？