自分の心はいつも臨戦態勢

自分はどうしても安心したかった。死ぬほど心を開放して警戒心なしに生きたかった。自分の心は常に24時間張りつめている、何かを発動させ常にファイティングポーズを取って構えている、自分の中に何も無い事を見ないようにするためなのか、自分の感情が持っていかれるような気がして怖いんだろうか。わからないけど、警戒心がない心の状態を知らない。
自分が存在していい、そんな事も考えないくらい子供らしく自由に安心して生きたかった。でもその感覚がわからない、持ったことがないから。
でもそれが死ぬほど欲しくて死ぬほど死ぬほど切望していたからそれが幻のようで、それが手に入ったたらこの常に警戒している自分はどうなってしまうんだろう、そこで安心して生きられるわけがない、そんな恐怖が相反していつも私の頭の中を回っていたと思う。
それが怖くて、その感覚が自分をくるわせ、神経を削った。
本当はそれがなくてももう生きられることは知っているのに、何に対して警戒してるのかわからない。
ただ、
私が1番恐れている感情は心を開放したときに何も自分の中になく、それを埋めたいという強烈な欲望が出てきてしまうことかもしれない。そういう誰かに愛情を求める死ぬほど純粋な子供の気持ちを感じることは、それが叶わないという絶望を感じることであり、それを掴むことから逃げる自分を知ることであり、それが耐えられない。

#毒親

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