見出し画像

うちは 宿泊所じゃないよぉ(笑)

わたしには ついこの間28歳になった息子が いる
彼の話をしようと思う

彼が社会人になって すぐに一人暮らしを始めた

やれやれこれで 
リズムが整う 生活がやってきたと思っていた

なんたって 帰宅時間が分からない 今日は夕飯は不要などという
気の利いた連絡はくれないし
まず 朝 アラ-ムが鳴ってもちっとも起きない
アラ-ムを止めないでずっと寝ていられる人です

彼以外のメンバ-
義母
私たち夫婦だけなら すべてが すんなりいくのだ
だから 一人暮らしを始めてくれて
ほっとしたのだった


ところが
社会人2~3年目になったら
帰宅時間が不規則になり
最初は できていた自炊生活も
厳しくなってきたときに

なんと転勤それも
うちから通った方が絶対的に近いとこっろに・・・

彼にとっては好都合
戻ってきたのだ
そのとたん
夕飯の有無 の連絡はくれるようになったが
帰宅時間は 23時過ぎが当たり前。。
 彼以外の3人では
20時ころには 食器の片づけ
明日のご飯のタイマ-を入れて

21時過ぎにはもう眠くなる
ソファ-で転寝状態で
彼の帰宅時に ごはんの用意をする
(これ過保護って言ったらそうだよね
辞めればいのだけどね)

そうこうしているうちに
5年目にして課長になった
(この会社でも 以上に速い出世だったようで)

まぁ役職はどうでもいいのだけど
ある金曜日 今日は夕飯は不要と 朝から言われていたので安心して
22時過ぎに寝てしまった

いつもと同じ 5時に目覚め
スマホを見ると
「遠方から通う同僚が 終電を逃したのでうちに泊まります」

なに?
泊まっているの?えええ~~
うそぉ 二階に寝ているわけ?
私たち夫婦は一階の和室
二階は 義母 息子の部屋 一部屋空き部屋がある
ということは あの部屋に寝ているんだあ

我が家の構造は 玄関入って廊下があり どの部屋も通らずに
洗面所トイレに行けて 階段があって 3部屋それぞれ そして二階にもトイレがあるだから 突然の来客があっても パジャマ姿をお披露目することなく済むので良かった

そして
空き部屋に 偶然数日前に 独立して生活する娘夫婦が宿泊したので
お客さん布団が 運よく前日に干したばかりだったから
湿気臭い布団を 出さなかったであろうことは ほっとしたけれど
心臓がぶっ飛んだ~~

それから今朝は土曜日だったが運よく私はシフトが入ってなかったから
お客さん対応ができたのだけれど

ニ階に寝ている義母が 自分本位な人で
お客さんがいるよというのに
朝早く起きてきて 仏壇のリンを鳴らすそれもものすごく大きくね
そういう人なので

慌てて義母に 実は今客人が泊まっているらしいから
申し訳ないけれど 様子が落ち着くまで自室にいてほしい
と頼み 私は朝食を義母の部屋まで運んだり忙しくなった

そんなことがあったが

もうこれでないだろうとおもっていたのに

その数か月後
今度は 会社の所長さんが泊まりに来た

所長さんは 単身赴任で 会社の社宅扱いのマンションに住んでいるのだが
その住んでいるところが
私たちじゃすまない 繁華街に隣接するところ
治安もよくない

そのマンション内の住民同士で大喧嘩になって
よる不眠状態になったと
会社に事情を話し住宅の引っ越しをするところだったが
そんなところで
警察沙汰になって今夜はどうしても
部屋で寝られないとなった時に
息子が声をかけたらしく
泊まりに来ちゃいました💦


まぁ
社会人になって
息子の会社の人 上司と顔を合わせるなんて
そうそうないと思うから
まぁ 悪くはないけれど
なんだかねぇ

その所長さんが
「先日は ●●が お世話になったようで」というのだ
ええ
じゃぁ いちご家は かっこうのよい簡易宿泊所?

ってちょっと思ったところだった


そしてその3か月後の昨夜
またまた 最初に泊まった ●●が またやってきたのだった

まぁその●●は 今の会社のあるお隣の県出身の人で
ついこの間までは 社宅扱いで 会社の近くに 奥さんとお子さんと家族で住んでいたのが
離婚されて 今はそのお隣の県から出勤しているそうで
昨日は 会社の近所でお祭りがあって飲み会だとは
息子からは聞いていたけれど
また泊まりに来るとは思わなかった

昨夜も22時ころの連絡だった

もう確信犯だと思ったけど
しかたないと
布団を用意し 今朝もちゃんと朝食まで作って送り出した


今夜こそ息子にちゃんと言おう
我が家は宿泊所じゃないよ
もうやめてくださいと

でも何だろう
忙しかったけれど
人のお世話とか嫌いじゃない自分がいることが
わかったけれどね