頭と体 思考と行動 わかるとできる
勝率100%のロジックを知っていても勝負しなくては勝てない
勝率100%のロジックを知っていてもそれを再現する人が100%実行できなければ勝率100%にはならない
逆に再現性だけ高めるトレーニングをしても、やろうとしていることのレベルが低ければ、行動の質は下がる
何かに特化することも大切だがそれが全てではないことを知りたい
それを理解して特化させなければ、使い方を知らない刀を必死に研いでいるに過ぎないことであり、いざ勝負のときに「あれだけ磨いたのになんでだ」と的外れな後悔をすることになる
そこで重要なのが繫りを感じること。私は常に「ボール以外の何かと繋がる」という前提から「線づくり」というプレーの再現性を高めるために必要な前提をロジック化し、選手たちに伝えている。
しかしこれはボールの触り方のロジックではなく、「ボール」「ゴール」「人」のサッカーに不可欠な三要素の関係性の中でいかに優位に立つかという「視点」に基づくものでその視点に要求される技術もいくつか存在する。
視点の要求に応えられるのは、思った通りに身体とボールを動かせる選手になってくる。
シュートコースが見えても、技術的に打てなければ意味がない
逆も同じで、シュートは打てても、視点がゴールを捉えていなければ
と繋がってくる。
つまり、わかるとできるは違うということ。
プレイヤーに求められるのは、分かった上でできることだ。
できるというのは、無意識下に落とし込まれていること。文字通り「身」に「付いている」者ということになる。
何かをできるようにするには、時間や回数にとらわれず、意識せずできるかに焦点を当てて試行錯誤を繰り返すことが重要であると今のところ考えている。
そして自分が今どの段階で何を高めないといけないのかを把握できれば、試合で通用するものが手に入るだろうと思う。
現象にはさまざまな要素が複合的に絡み合って起きている。何かひとつを変えれば現象が変わるわけではない。その上で個別の能力を高めていきたい
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