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#5 売上爆発!一社でも十分なわけがない!驚愕の結果!起業当初からの一社戦略が裏目に出た!「一社だけでいい」と思っていたが大間違いだった!起業当初の安心感が仇となった!売上急増で一社依存にピンチ?思い込みは危険!一社に依存した起業戦略のリスクとは?


一社依存の経営起業当初は、一社依存最初に起業した時は、お客さんが一部上場大手企業様が1社だけでした。売り上げが増えていたので、1社だけでも満足していました。一社依存経営の経験からリスクを書きましたので、これから起業される方や、現在売上に悩む方のヒントになれば幸いです。


大手企業様との取引だから安心?

起業で一番難しいことは、売り上げを増やすことです。まったく何もない状態から1にするのが、一番労力が必要です。私の場合、初月から売上が上がり利益も出る状態で、いきなり1からのスタートです。0の苦労がなかったんです。そのため、1社のお客さんでも十分やっていける、大手企業様が取引先だからと安心していました。

一社依存下請け経営


起業から3年が経ったとき、売上がピークを迎え、その翌年、お客さんの業績が急下降したことで、お客さんも仕事を出せる状態でなくなり、状況が一変。この時、自社が一社依存の下請け経営だということに気づきました。

いつか景気が良くなるは甘い


売上は激減。そんな状況でも、いつかお客さんの業績が回復するだろう、景気がよくなれば、また、売上は回復するだろうと甘い考えを持っていました。その翌年には、赤字に転落したことで、資金繰りも悪化。頭の中はお金の不安でいっぱいでした。

マーケティングの知識


新規開拓をしなければ、と思い、飛び込み営業を繰り返しましたが、うまくいきません。当時、たまたま知り合いに誘われて、マーケティング戦略のセミナーに参加する機会があり、売るための努力が足りないことを知りました。そこからマーケティングの勉強を始めました。

自社の強みを活かす戦略


やはり、今できることは、既存の取引先の売上を回復させることが先決だと考え、お客様が抱えるお困りごとに絞り営業をおこないました。長年、産業機械の販売で培った知識が自社が持つ強みです。その知識を生かすため、お客さんが困ったときにスピード対応することにしました。すると、売上が徐々に回復していきました。

これから起業する方へ

これから起業する方は、1社依存の下請け経営ではなく、売上の分散化を図る経営を目指してください。そうすることで、景気不景気に左右されず、取引先に縛られない経営ができるようになります。
取引先とは、価格で縛られず対等に取引ができる関係にもなれます。自社が自立するためにも、一社依存の経営からは脱出ください。

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