摂食障害③

その日の放課後、先生に呼び出されて、
無理やりでもなく、話せることだけ話したらいいよ。
と、伝えてくれました。

その日から1週間に一回は、先生が話をする時間を作ってくれて、今まで自分が感じてきたストレス、状況、
人がどう思ってるかを考えすぎて息苦しくなる性格、いろんなことを少しずつ話しました。
その時には部活は引退していたので、当時の悔しかった思い出や、プレッシャー、
そして、時にはお互いが愚痴りあって、とても心地よい時間になりました。

あの時は生きる気力もなかった私でした。
その先生がいなければ、私は今ここにいないと思います。ほんとにそこまで追い込まれていました。痩せて細くなることだけが自分の自信になっていました。

卒業して何年も経ちましたが今も先生とは仲良しでよくご飯に行きます。
先生は私にとって恩師で、お姉ちゃんのようで、本当に大切な存在です。

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