安良さんの背景素材で作った「ちょっと怖い動画」が付いた自作曲です

自作の弦楽アンサンブルを動画仕立てにして、YouTubeで公開しました。（コンテンツは記事の一番下にあります）

動画は、安良さんが公開・配布されている背景素材を、動画作成ソフトで加工して作りました。

私が使ったのは、「洋館シリーズ」として配布されている二つの素材集にあった画像です。

動画に使う楽曲は、最初ゴシック調の劇伴音楽のような自作曲にする予定で、安良さんにはその旨お伝えしてありました。
ところが動画を作り始めてみたら、それではダメなことがわかりました。
普通にある洋館画像なら、たぶんぴったりの曲だったのです。
でも、これはありきたりの洋館画像ではなかった。
画像の不気味な雰囲気に、音楽が呑まれてしまう・・・。

私は音楽屋なので、音楽がメインコンテンツで、動画はあくまでBGM（バックグラウンドムービー）の位置付けなのです。
そこで画像負けしないように、強烈にあくの強い自作曲を選び直すことにしました。

選んだ曲は「Melancholy Meditation」と名付けた弦楽アンサンブルです。
タイトルを直訳すれば「憂鬱な瞑想」といったところです。
この曲を選んだ理由には、あくの強さもありますが、安良さんの素材にあった馬の画像を使いたかったこともあります。
それは作り物の馬の像でして、そこに私は、狂ったような不気味さに加えて、じっとしていられないような切迫感と疾走感を感じました。
（サムネイル画像に、加工した馬の画像を出していますのでご覧ください。）

そして曲にも、切羽詰まった疾走感を与えるところがあるのです。
そこは、瞑想から覚めていきなり走り出したように感じられるかもしれません。
馬の画像はそこで使いたかったのです。

ということで「ちょっと怖い動画が付いた」弦楽アンサンブルです。
お楽しみいただければ幸いです。

なお、疾走感ではなく失踪感を感じる場面展開も後の方にあります。
そちらもこの動画の見どころの一つではないか思いますので、どうぞお見逃しのなきよう。＾＾

（安良さんが背景素材を制作されたとき、そのような失踪感効果も考慮されたのではと、推察しております＾＾）