飼い猫紹介
まだ、自己紹介も書いていないのだが、まず飼い猫たち3名を紹介したい。
今日私があるのも、飼い猫たちのおかげ。
と公言する猫バカですので。^^;
「むー」
白地に黒のオス 6歳とたぶん7カ月くらい。
通称「にゃん」
この子は、初めて飼うことになった猫だ。
飼うことになった経緯を少々書きたい。
知り合いの話だが、野良猫たち(兄妹の子猫3匹)にごはんを上げていたら、近所から苦情がきて、捕まえて飼うことに決めたのだそうだ。
捕獲箱を設置したら、まず女の子が一匹獲れて、その次に獲れたのが男の子。もう一匹の女の子は、残念ながら捕獲できなかったということである。犬も飼っているし、初めての子猫で2匹は大変。
ということで、うちで男の子の方を引き取ることになった。
それがにゃんである。
当時の推定年齢6か月。
知り合いの話では、ごはんをもらっても、妹たちが食べ終わるまで、じっと見守っている心優しいお兄さんだったそうだ。
今でも、自分が食べている時、他の子が食器に首を突っ込んでも、その頭を優しく舐めてくれるいいお兄さんである。
一方、捕獲できなかった女の子は翌年仔猫を生んで、行方知れず。
だが、仔猫の方は捕獲に成功して、いま叔母さん猫と仲良く暮らしているそうである。
「かわら」
白地の三毛(メス)6歳とたぶん1カ月くらい。
通称「かわちゃん」または「かわち」
にゃんを飼い始めて4カ月ほど経った6月末頃、近くの森でオオタカの営巣調査をしていた家内が、さまよっていた仔猫を見つけた。栄養状態が相当悪かったのかやせ細っていて、けれど鳴き声だけは元気だった。
そのときオオタカのヒナのピーちゃんが、こう言ったそうだ。
「飼ってあげなよ。お母ちゃんが戻ってきたら、その子ボクのお腹に入っちゃうよ」
絶対に幻聴だとは思うが、実際その可能性はあった。
オオタカの餌にはならなくても、カラスも多い。親猫に放置された仔猫の運命は、ほぼ決まっている。
家内からの電話で、一も二もなく飼うことに決めた。
それが「かわら」である。
名前の由来は、鳴き声だ。
推定年齢2カ月ほど。まだ「にゃあ」とは鳴けず、「ヴィーん・ヴィーん」と鳴く。
野鳥のカワラヒワみたいだ、ということで「かわら」と名付けた。
大きくなってからはその鳴き方はしなくなったが、猫らしく「にゃあ」と鳴くのもあまり聞いたことがない。
万年中二病の、ほ乳類最強女子(自称)です。^^
「くろつぐ」
黒猫のオス 5歳とたぶん8カ月くらい。
元服名「独眼猫黒継」
幼名「ポコ丸」
通称「クロちゃん」結局、ごく普通の呼び方です。^^
二匹目のかわらは、先天的な障がいで直腸の一部が狭窄していたせいで、飼って間もなく排便が全くできなくなり、一時は死も覚悟した。その話はまた別にしたいと思うが、その時世話になった動物病院で保護されていたのが、この「くろつぐ」である。
かわらの体調チェックと便の軟化剤をもらうため、毎月のように動物病院へ連れていっていたのだが、ある時病院の掲示板に「子猫の里親募集」とあるのに気が付いた。
「片目はないけど、元気ないい子です」
とあった。
話を聞いてみると、何者かに襲われて瀕死状態の仔猫が担ぎ込まれたのだそうだ。病院スタッフ総出で治療にあたった結果、ようやく元気になったので里親を募集しているということだった。
そう言えば、その2カ月ほど前、かわらを連れて行ったときのことだ。
いつも以上に長く待たされて、どうしたのかと思って訊いたら
「いま急患で手が空かないので、申し訳ないがしばらく待って頂きたい」
という返事だった。
たぶんそれが、この子猫だったのだろう。
何かの縁。
そう思って、是非もらい受けたいと申し出た。
スタッフが抱いて連れてきたのは、隻眼の真黒な子猫。
院長先生のお話では、病院に担ぎ込まれた時、既に片目が溶けていて、頭蓋は一部陥没状態だったそうだ。
隻眼では、貰い手がなかなか現れず、
「ポパイちゃん(病院で付けられた名前)も、うちの子になるのかなあ」
と皆さん思っていたと聞いた。
ただ、気がかりなのは、隻眼というハンディがある子猫を、飼い主一年生の私がちゃんと飼えるのか、という点。
訊いたら
「大丈夫ですよ。普通の猫とぜんぜん変わりませんよ」
その通りだった。
クロちゃんも、他の2匹と互角に渡り合っている。
片目がなくても、全然ハンディを感じさせない正確無比なジャンプ!
クロちゃんを予防接種で連れて行くと、必ず院長先生が出迎えてくれる。
でも、クロちゃんは病院が大嫌いだ。
まあ、好きな猫はいないとは思うが。
「でも、先生はクロちゃんの命の恩人なんだよ」
いつも、クロちゃんにそう言って聞かせるのだが、たぶんわかっているはず。
クロちゃんは賢い猫だから。(これって、たぶん猫バカ;^^)
おっと、クロちゃんの正式名「くろつぐ」の名前の由来を書き忘れた。
長くなったのでそれはまたの機会に。
以上3名の紹介でした。
時々、いやけっこう頻繁に、登場するかも。
ということで、よろしくお願い申し上げます。m(_ _)m
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