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「思っているから」 by まつおさん

まつおさんの詩「思っているから」を歌にしました。

「思っているから」はこちらです。

この詩は、ふみさんの企画「ふみ歌詞企画 テーマは愛です」にまつおさんが応えて投稿された多くの詩の中の一つで、こちらのマガジンに収録されています。

私がまつおさんの詩に曲付けしたきっかけは、ふみさんの詩「おもっているよ」に曲付けしたものをnoteに公開した時、まつおさんから頂いたコメントにあった一節です。

「思っているよ」良いですよね。
記事をご覧いただいていましたが、詞の「いつもあなたを思っているよ」からわたしはゆめのさんの作品【いつの日にも君は】に繋がり詩作しました。

通ずるものをまま感じるんですよね。


まつおさんは、ふみさんの詩「おもっているよ」が、ゆめのさんの絵画作品【いつの日にも君は】と通じるものがあると感じられて、「思っているから」を詩作されたのです。

通ずるものをまま感じるんですよね

そのお言葉を拝見しまして、私がふみさんの詩に曲付けしたものを、今度はまつおさんの詩を付けて別バージョンの形で作ってみようと思い立ちました。

ふみさんの詩「おもっているよ」に付けた曲は、もともとピアノ曲として作った原曲「ふみの名によるアラベスク」をベースにしたものでしたが、その原曲のチェロアレンジ版も以前に作ってありましたので、今度はそちらをベースにしてまつおさんの詩に曲付けすることにしました。

さて、曲について言いますと、チェロアレンジ版を使うことで、歌とチェロが語り合うような効果が生まれたと感じます。
まつおさんの詩がふみさんの詩と比べてワード数が少ないのですが、原曲の尺は同じですので歌っていない時間が増えるんですね。
その間はチェロが歌っている。
それでそのような効果が生まれたように思います。

男性的な音色のチェロ。
まつおさんの心情を伴奏としても表現するとしたら、チェロが一番合っているのではないか。
作った後にそう思いました。

歌は、AI音声のめろうです。
めろうさんは、先の「おもっているよ」で歌っていただいたAIのSakiさんと比べますと、とても人間的な歌唱をしてくれています。Sakiさんは音程を絶対外さない完璧すぎる歌唱力をお持ちですが、めろうさんは上手く外しているのが実にいい。^^
私のメロディは、変化音(本来の音階にない音)が多く、それを他調から借用した和音の構成音として使っている(一時的転調の場合もある)関係で、音程が外れると非常に不自然になることが多いです。この歌でも、恐ろしいくらい変化音を多用していますが、めろうさんの外し方では、あまり不自然な感じはしませんでした。

ご託はそのくらいにしましょう。
「思っているから」by まつお です。^^

「思っているから」
Always in my heart (SoundCloud英語仮題)
詞:まつお
歌:めろう NSF (Neutrino)
曲:古い音楽帳(音楽帳工房)
Arabesque sur le nom d'fumi  (arranged for cello & piano)より


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