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20231115 母の仮面


いまのわたしには自分が自分じゃないみたいに感じる時があって、母としての自分を自分の中からなるべく薄めたくて、でも子どもの存在に助けられていることも確かにあって、そんなぐちゃっとした感情で生きているうちにだんだん母の仮面を外せる時間が増えていくのだと信じて生きていてもいいのだろうか、と金原ひとみさんの記事を読んで思った。希望をありがとう。

やっぱり、母親をやっていて自分ほど子供に対してドライな姿勢の人にあんまり出会わないしそれに対して落ち込むこともあるけど、それでもわたしは目の前の子どもを育てないといけないのだ。それだけ。

鬼のような顔をして子どもと対峙している自分に今日もまた「ばらばらさ」を感じる。わたしがわたしでなくなっていく感覚。こういう時、ふっと死にたいなあと思うのだけど、もちろん肉体的な死を心から望んでいるわけではなくて、たぶん自分の中にひそかに住まっている鬼を消してしまいたいのだ。

死にたくなる夜もあるけど、生きててよかった最高と思える日もあるから、なんとかやっていける。


ありがとうございます。