素直施術家が伝えたい「治療と言う哲学」

本日の要点: 後悔しないために、自分の軸で決める

目次
* なぜ哲学?
*哲学とは
*自分の軸
*自分軸の探し方

* なぜ哲学?
 治療と言うものは、哲学を多く含んでいる
一緒に考えてみよう

なぜ治療が必要なのか、
体に不調があるからだ。
なぜ体に不調があるのか?
病原菌が入ったからだ。
病原菌はどこから入ったのか?
傷口から入った。
どうする?
傷口を塞がねばならぬ。
なぜ?
さらに多くの病原菌が入るからだ。
病原菌をなくすことができるのか?
病原菌は失くせない。体に入らないようにすればいい。
体に入ったらどうなるのか?
免疫が働いて病原菌を排除する。
ではどこを治療をするべきなのか?

* 哲学とは
 哲学とは、生き方の軸だ。
軸が定まらないと。 環境によって流されていく
希望しない未来へ到達することになる。
後悔をする。
後悔をするときに気がつく、
「こんな筈じゃなかった。望んだ未来があった」が、見失っていたことに

治療は選ぶことができる。一つではない。
私はどの方法を選ぶのか 人生のスタイルが問われる。
薬、生活スタイル、習慣、思想

*自分の軸を探す
 治療や健康と言う言葉を、僕たちは日常的に使うが、
人生の軸に関係する部分であり、
哲学の一端を含んでいる。
「自分はどう生きるか」

 なぜ健康が必要で、なぜ治療が必要なのか?
どう生きたいのか?
僕たち日本人はほとんど無宗教だ。
それはとても良い一面もある。
宗教的なルールから離れることができるからだ。
世界は離れられずに苦しんでいる。
 
*無宗教ゆえに
 だが、自分で軸を見つけなければいけなくなった。
宗教は簡単に軸を与えてくれるからだ。
ではどうすれば見つけられるのだろうか

 日本には「道」と言うものがある。
剣道 弓道、柔道 茶道 華道など
そういったものを通して、自分の軸を見つけるのも良い。
どれでも、自分の精神性の中で答えを見つけることになる。
師匠に相談するのもいいのではないだろうか。

 もし医道と言うものがあるならば
治療と言うものを通して、自分の人生の軸を見つけることになる。

 大きな怪我や大病や悩みを抱えたときに僕たちは、
最先端の治療方法を探すよりも、
これからどう人生を歩むか悩み、決めるだろう。
死の縁をさまよった人は、悟りを開いた境地に至る。

 故に治療は「最先端」を探すより、自分と対話し、
自分軸に合っているものを選ぼう。

 まず人生を顧みて、これからの自分の軸を決めよう。
それは少しだけ 己を律する ということ。
良い生活習慣を取り入れること。
不健康を排除することに繋がる。

 何年か後に新薬が発明されるかもしれないと、
期待しても
儚すぎる。

 治るものはほっといても次第に治る。
治らないものは何をしても治らない。
後悔しないためには、自分の軸で決めること。



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