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幸せになりたいなら願わなきゃなれない 「マイブロークンマリコ」を観た


マイブロークンマリコを観ました。

父親から虐待を受けていた親友マリコが自殺をし、ショックを受けた主人公のトモヨは、遺骨を父親から救い出し、マリコが一緒に行きたがっていた海に行くというお話です。


この映画は今観るべきだったから観たのかなと思いました。


自殺をしたマリコは、幼少期からの父親の虐待で、殴られる、蹴られる、暴言を吐かれるせいで、人を不快にさせるのは自分のせいだと思う子になっていました。

そんなマリコと友人のトモヨは、
小学生の頃から虐待をするマリコの父親に対抗したり、
「(トモヨに)彼氏が出来たら、私死ぬから!」とリスカするまりこを見て、そんな脅ししなくてもずっと一緒にいるのにと思ったり、彼氏からも暴力を受けるマリコを助けたり、そんな彼氏にでも優しくしてしまうマリコを叱ったりしていています。
トモヨのように強くなりたいと思いました。


トモヨは、本当のところはマリコのことをめんどくさいやつと思っていたけど大事な人だったからめんどくさくても一緒にいたしマリコを大切にしていました。

マリコは、トモヨを除く周りの人から自己肯定感を下げられる言葉をかけられ続けて育ったので


「私がいるからみんなが怒る」
「私が全部悪いの」
「私が悪かったって言って、そうじゃなきゃ割に合わない」
「幸せになるのを願うより、幸せになれないと思った方が楽」

という考え方をします。

なんだろ、、、
昔私も全部自分のせい!としてた時があって
でも、その割に幸せになりたいとは思ってた。
今考えるとそんな考え方してると一生自分を大事にできず、自分を大事にできていないということは、幸せになれないし、
幸せになろうとしなきゃ幸せになれない(幸せを気づけない)
のにな!!と観ていて思いました

私から見るとトモヨは強いです。
大事な人を大事にしてた。


仕事もクソ上司も全部置いて、マリコの遺骨と海に行って
助けてあげられなかったマリコへ悔しさをようやく吐き出します。

ハッピーエンドでは無い映画。
その代わりたくさん考えさせられる。


亡くなった人の元へ行ける方法は、生きることって最後に言っていました。
亡くなってしまったら、会える方法は記憶の中だけになる。
だから、亡くなった人に会うには生き残った人は生き続けるしかないって。

色々思い出して、沢山泣いちゃった映画でした。
大事な人に向かって簡単に死にたいなんて言っちゃダメだと思ったし、死ぬ以外に救われる方法は見えてないだけであるはずだし、大事なものがないと思った時目の前のものが大事って気づけてないだけなんだよなと思いました。



最後まで読んでくれてありがとうございます!
F展に向けて作ってるグッズ制作のためになれないイラレをしています!
気分転換になって良かったです!
グッズ制作頑張っているのでお楽しみにしていてください☺️✨️

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