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「大事なのは長く生きることではなく、よく生きることだ。」

忙しい1週間でした。

仕事で重いトラブルが発生して、本当は休んでいる場合ではないのだけれど、今日は病院の予約を3件入れているので、一緒にお仕事しているメンバーに案件を託しました。
申し訳ない気持ちを抱え、頭の片隅で仕事のことを考えながら有給休暇を消化する…あまり健全ではないなぁ。(苦笑)

そんな中で読み終えた「旅をする木」は、私の価値観を優しく刺激してくれました。
胸がいっぱいになって、ちょっと泣きました。

この本に出会えて良かった。
シンプルにそう思います。

ぼくたちが毎日を生きている同じ瞬間、もうひとつの時間が、確実に、ゆったりと流れている。

日々の暮らしの中で、心の片隅にそのことを意識できるかどうか、それは、天と地の差ほど大きい。

「もうひとつの時間」 / 旅をする木・星野道夫


「大事なのは長く生きることではなく、よく生きることだ。」

「旅をする木」が星野さん自身であったことを、この一冊を読み終えることで、じんわりと温かく感じることができました。

日々仕事や家事に追われて生活している一方で、自然は太古の昔と同じリズムを刻んでいる。そんな当たり前の事実に気付けたことで、私自身の今後の在り方に少しだけ変化が生まれそうです。

とても良い読書体験でした。
みなさんも是非。

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