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論理的であること 感覚的であること

理屈ではなく、素朴な感動から見るんだよ。

感じたものから見ないと
わかるはずのものもわからなくなるからね。

先日開催されたVoicyフェスの対談で、安宅和人さんがこう仰っていました。

理屈で物事を考えすぎないようにして、心で感じたありのままの自分を大切にする。
一見当たり前のことのように思いますが、ロジカルな文脈で語られることが多い世の中で、つい見失ってしまいがちな視点であることに気付かされました。

論理的であることと、感覚的であることは表裏一体なのだなぁ。

⭐︎気になる対談はこちら↓
 今月いっぱいまでアーカイブで聴けます。



そんなタイミングで、図書館で何気なく借りてきた松浦弥太郎さんの著書。安宅さんのお話とシンクロしている部分が大きくて、強く心に刺さりました。


自分らしさに捉われている時点で不自然であること、それによって新しい世界へ飛び出せないでいることは、自分を成長させる上で勿体ないことだと思います。
では、そうならないためにはどうすれば良いのか。それを松浦さんは「心で考える」と仰ってました。

心で考えるということは、自分が感じたあるがままの感情に従って考えることだと思いました。
そのために必要なエンジンは、感受性と想像力と愛情。なるほど、心で考えるためには、自己完結するのではなく、相手を思いやる気持ちも大切なのだなぁ。

自分らしさを捨てることは難しいけれど、捨てたことによってできた余白に新しい何かを埋めることで、伸びやかに生きることができるのだと思います。

さて、私にとっての「自分らしさ」ってなんだろう。
頭で考えるのではなく、心で考えてみようと思います。

「理屈ではなく、素朴な感動から見るんだよ」

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