どこにも行かない夏
今年はどこにもいかない夏だった。毎年どこかへ行っていた。おそらく18の頃からは必ず。18では青春18切符で西日本を一周した。19ではタイへ。20はベトナム。21はインド。22は、、22はどっこも行ってないかも。23は原付で長野の高原に行き野宿をした。
何故いかなかったのかと言われると、単純にお金を貯めないと行けないというのと、東北と九州くらいしか行きたいところがなく、まだ今はいいかなと思ったから。
22で専門学生になったころから毎日のように海外放浪をしたいと思っているが、24になった今まだ叶わない。最後に海外行ったのは2019だっけ、台湾。
来年以降コロナが収まったら、5年くらい海外にいるか、それとも1年働いて3ヶ月旅するを繰り返すか、みたいなとこで揺れている。とにかく、ライブも出来ないし、日常を繰り返していて生きている実感がなく、何となく欲求不満な日々が続く。この不満は何なんだろう、と考えて、それはライブが出来ていないことと、彼女がいないことに集約された。それらの不在が日本での生活を味気ないものにさせている。
そしてそれは、明日タイにでも行ければ全て解決する。海外は、台湾のように日本と似ている場所でなければ、それなりに危険で、新鮮で、生きている実感を得れる。五感の全てで世界に対面する感じ。常に強盗の可能性を考え、身構えながらタクシーの勧誘を強く拒否し、クーラーすらまともに付かない部屋でチョロチョロとしか出ないシャワーを浴びる。全てが満たされる。
とにかく、こんな駄文を書かないではいられないほど溜まっているということで、ご容赦ください。こんなところまで読む人はいないだろうけど、自分が何に対して欲求不満なのか、探って書いておきたかった。それは生きている実感だった。世界からの承認。
自分用に、備忘録として。
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