マルジェラ、自身の手によるアート作品を初公開 パリで展覧会を開催。

激アツな記事ですね。

マルタン自身は長いこと旅にでていて、ブランドを退任するはるか前から製作には携わっていないということは、関係者の間では周知の事実でした。

ですが、彼が旅からインスピレーションを受けたものを知らせる手紙がアトリエおくられてくることはあったそうで、真偽は定かではありませんが、それを汲んだクリエーションがあったということも聞いたことがあります。


一時代を築いた彼の感性。

彼の名を関するブランドには、そのエッセンスのほんの少ししか残されていません。(非常に大きな資本を持ち、バランスの優れた経営によって、着実に高級メゾンとしての道を突き進んでいます。ここまでうまくいくことは稀ですから、素晴らしいブランディングですね。)

彼の視点で今の世界はどう映っているのか。

彼が服飾に戻るとは思えませんが、アーティストとして戻ってくる第一歩になるのでしょうか。

私の意見では、彼はアート向きな人だと思います。最初の頃のクリエーションは、現代アートと通じるものがあります。というより、視点は現代アートそのものです。ご興味ある方はググってみてください。

久しぶりにワクワクするニュースでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?