見出し画像

【英語耳】3ヶ月毎日『発音練習』やり切った結果、楽器の基礎練と同じでした!

すっかり報告するの忘れてたけど、

画像2

『英語耳 発音ができるとリスニングができる』

こちらの発音練習を3ヶ月間、毎日20分ほどやり切りました!パチパチパチ👏

英語の発音練習をこんな集中してやったのは初めてだったし、毎日継続できたこと自体が自信になった。

というわけで今日は、『英語耳 発音ができるとリスニングができる』を3ヶ月毎日やり切っての感想をお届けします!


英語耳の発音練習は『楽器の基礎練』と同じ

英語耳を始めた当初は、「RとLは違うけどどう違うのかイマイチわからない」というレベルだった私。

英語耳を手にしてまず驚いたのが、

画像4

「英語と日本語の音はこんなに違うのか!」ということ。

s [s] と sh [ʃ] に違いがあるとかそもそも知らなかったし(習ったけど忘れてた?)、fやθみたいに舌や口のカタチからして未知の発音も多数で

私にとって英語耳の発音練習は
『新しく習いはじめた楽器の練習』みたいな感覚だった。

画像5

じっさい、英語耳の著者・松澤喜好さんも『英語の発音練習は、ピアノやスポーツと同じで反復練習が有効』と本書でお話しされている。

解説にも『ロング・トーンの練習』のように音楽をたしなんできた人になじみの深い言葉が出てくる。

私は中高と吹奏楽に打ち込んできた人なので、英語耳の発音練習が『楽器の練習』と一緒の感覚になるのも当然だったのだ。

毎日続けるから気づける微妙な違い。これを『成長』と呼ぶ。

3ヶ月、毎日欠かさず練習した。

本には「10回ほどやると飽きる人が多い」と書いてあったが、なぜかまったく飽きなかった。

画像14

たぶん楽器の『基礎練』と同じ感覚が自分にあったからだろう。

画像10

野球やテニスの「素振り」をイメージしてほしいのですが、最初にきれいな型(フォーム)を学び、それをひたすら繰り返すことで正しい動作を体にしみこませる必要があるのです。

音楽やスポーツやってきた人はわかる思うのだけど、
毎日続けるから出せる音(できる動き)ってあるでしょう?

毎日やってると昨日と今日の『ごく微妙な違い』に自分で気づく。

「昨日より上手くなってる、ちょっとずつ成長してる」
『自分で実感』できる。

楽器も英語の発音練習も、まったく同じだと感じた。

英語の発音練習に飽きなかった理由は『わずかな気づき』

最初の2,3日は"今なにをやってるのかわからないくらい"難しく感じた発音たちも、

練習するたび、ほんのわずかな音の違いに、毎回気付くようになった。

画像12

「語尾のpとかtにはわずかな音があるんだ」「ɡの音が小さくコッて聴こえた」「æの舌の位置がなかなか納得いかない、難しいな…」

毎回毎回得られる『気づき』が楽しくて仕方なかった。だから、飽きなかった。

最初は本を見ながら、何の発音か?口や舌はどうするのか?など解説を確認しながら進めた。ついていくのがやっと。

1ヶ月も経つと「この音はこう出す」「次の発音はこれ」が少しずつわかるようになった。

画像3

iPhoneで録音して、1ヶ月前の発音よりちょっと上手になってる(ように聞こえる)のを確認して、ひとりホクホクした。

3ヶ月継続するコツは『1日も欠かさずやり切る』

自分の性格上「1日でも休んだら絶対ズルズルやらなくなる」とわかり切っていた。

だから『とにかく1日足りとも欠かさず3ヶ月やり切ろう』と決めた。

土日や祝日は、家族もいるし出かけたりするから『20分の発音練習』の時間を確保すること自体ハードルが高い。

それでも『1日休んだら絶対やらなくなる』自分のダメさは自分が1番熟知している。

対抗策は1つ。

『1日も欠かさないと決める』これだけ。笑

その結果、3ヶ月ちゃんと続けられた。

もちろん、私にとって『英語耳が楽しかった』から続けられたところが大きいことを付け加えておく。

週末に出かける時は、朝1番で練習を済ませたり車内でワーワー声に出した。

画像13

noteの更新もそうだけど『夜にやろう』は失敗率が高い。なぜなら単純に「うっかり忘れた」とき思い出せる時間が少ないから。

『午前中に済ませる』目標にするのが吉。これなら忘れてもリカバリーできるチャンスが増える。

ワイヤレスイヤホンで『ながら練習』

はじめの数回は、本を見ながらじゃないと全くわからなかった発音も、1週間もすれば本が無くても音声を聞くだけでリピートできるようになってきた。

こうなれば、洗濯物干しながら(畳みながら)とか片付けしながら発音練習ができる。

最初はiPhoneを片手に持ち運びながら練習していたが、

画像5

『ワイヤレスイヤホン』+『Apple Watch』=『ながら練習』

ワイヤレス環境が整うことで、さらに楽に快適になった。

私は特にこだわりなどなく店頭で目についた1番安いワイヤレスイヤホンを選んだが、Bluetooth対応、防水、ノイズキャンセルなど価格も性能もピンキリで選べる。


英語耳のデメリットは『ご近所さまに丸聞こえ』

ちなみに、英語の発音を口ずさみながらベランダに出るのは、だいぶ勇気がいる。

というのも、練習を始めてすぐ気がついたのだが、

英語の音って、腹から大きな声を出さないと、同じ音が出ないのね。

画像9

使用する息の量と速さは、ときには日本語の数倍にもなります。

慣れれば小さなヒソヒソ声でも出せるのでしょうが、少なくともビギナーは、まずは『大きな声で真似る』ここがスタートになる。

すると、どうなるか?

画像14

大きな声を出すので、外に丸聞こえになる。

これはかなり恥ずかしい。窓を開けたい爽やかな季節であればなおさら恥ずかしい。恥ずかしいが、ここは開き直るしかない。しかし通勤通学時間帯は極力避けた。笑

家族がいるそばで発音練習するのも、はじめはちょっと恥ずかしい。ママがまた変なことしてるよと子供たちもふざけて唱和してきたり。

でもこれはかまわない。

「むしろ一緒に英語やる気になってくれればよろしい」と内心期待した。

残念ながらうちの子たちはハマらなかったが。

英語耳を90日間続けた結果。

2ヶ月目以降も、課題はいっぱいだった。

sとかʃの、耳をつんざく音が難しい。どうやったらあんな鋭い音が出るんだ??「口の中のぞいてみたい。」と思った。

fとθの違いもわからない。なんど繰り返してもわからなすぎてびっくりだった。

θは聞き取りも発音も難しい。舌の位置カタチが定まらない。

画像8

cot cat cut なんて微妙な違いなんだ。こんなのネイティブはよく聞き分けられるな。

そのどれもが課題であり、わからないこと、できないことそのものが楽しかった。

画像15

90日間続けた結果。

それまで何度聞いても??だった発音の多くに
『しっくり来る感覚』が出てきた。

画像16

「おっ!今の発音はいいんじゃないの?!」腑に落ちる感じ。

合ってるかどうかは別として
『自分なりに納得できるレベル』と言えばいいだろうか。

洋画ドラマを観ながら、たまに「スーッと意味がそのまんま入ってくる台詞」に気づくと、ストーリーに関係なく大いに感動した。

『現地の5歳の子供ができることを、大人の私にできないわけがない。やればそれなりにできるはず』と思ってきた。

反復練習の効果は、大いに享受できた。



英語耳の次のステップで挫折したら…

とりあえず、英語の『単独の音』に少しは慣れた、という段階には来れた。

しかし、まとまった文章になってくると「??」だし、現地の人のナチュラルな会話(インタビューとか)ともなればさらに「??!」だ。

ここからは、語彙力やまとまった文章を聞き取るなど実践量が必要になってくる。

画像7

じっさい英語耳はここで終わりではなく、洋楽を使ったり少し長い会話で練習するParrot's lawなどまだ続きがあるのだ。

で、私は、ここで止まってしまった。

「自分で好きな曲や文章を見つけて、こうやって練習していくといいよ」という続きのステップあるのだけど、チャレンジしないまま今に至る。

どうやら『野に放たれた自由な練習』では、やる気が起きなかったらしい。笑

でもせっかく3ヶ月、飽きることなく続けられた英語耳。この本との相性がよかったのだろう。

そこで、続編を探したら、あった!

画像6

次のチャレンジ『15時間で速習 英語耳』❣️

やったぁ!これでまた毎日の楽しみができました!

がんばりますよ〜😁


▼続編『15時間で速習 英語耳』1日3回たのしく続いてま〜す



▼英語多読・英語耳の話まとめてます






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?