第837回 早春にイソヒヨドリ(8回目)
①イソヒヨドリのオス(体長約23㌢)
早春の二月ともなると、未だに陽が昇っていないあたりが真っ暗な街中に、大きな鳴き声で「ヒーチュリツチーチュルリル」など複雑な鳴声でさえずっています。こんなまだまだ寒くて暗い朝早くから、イソヒヨドリは気持ち良さそうに、少しだけ翼を浮かせて、身体を膨らませブルブルと身体を揺らせながら、つがい相手を探すのにさえずっています。イソヒヨドリは「鵯」とついてますが、メスの身体の色がたまたまヒヨドリに似ていただけで、本当はヒタキ科のツグミの仲間で