見出し画像

コスメ好きの転機 出会い編

Twitterで美容アカウントみたいな雑アカウントで毎日のメイク記録上げてるりあお。です。

そんなわたしが初めてメイクをするようになったのは高校1年生の夏。
美容のびの字も興味のない漫画ゲームアニメを全てを費やしたオタクだったわたしは高校入学が決まってもメイクをしようなんて思わなかった。
クラスメイトのギャル達がメイクをしている姿を見ようもんなら「今が一番お肌キレイなのにもったいな」とか、今思えばどこ目線なんだよ!?なんだけどそんなふうにしか思ってなくて成人したらメイクするわ〜とかほざいてた。ちなみに当時体重70キロのデブだったからほんといい加減にしてほしい。
ちなみにオタクなのは今も。助けて。

そんなデブオタクブサイクの3重苦のわたしに転機が訪れた。
仲良くしていたオタク友達の梨恵ちゃん(仮名)がメイクをしていたのだ!!
デブオタクブサイクの3(以下略)のわたしは衝撃を受ける。なぜなら高校生でメイクをするのはギャルだけだと大きな大きなねじ曲がった偏見を持っていたからだ。

梨恵ちゃん(仮名)のメイクに気づいた次の日、デブオタ(以下略)のわたしはさらに衝撃を受けた。

あれ…?結構メイクしてる子多くない…?

そう、オタク友達の数人、清楚系の子、ギャル以外にもメイクしてる子がたくさんいることに気づいたのだ。なんと強烈なフィルター。ちなみにわたしはギャルがだいすき。かわいくてオタクにも優しいからね。

鏡を見ると日焼け対策せずにできたそばかすと太ってテカテカのほっぺた。
わたしは急に恥ずかしくなって梨恵ちゃん(仮名)に、メイクって…どうやるの?と聞いていた。

梨恵ちゃん(仮名)はとても優しく、りあおは肌白いからメイクしたらかわいくなるよ!と言ってくれた。デブオ(以下略)のわたしはその言葉を鵜呑みにしてちょっといい気分だった。鏡見ろ。

ベースとファンデーション…ファンデはリキッド使ってるよ!アイラインは難しいんだけどあるとめちゃ目大きくなる!チークは…

なんて知識ゼロ。なんの魔法?バフ、デバフ??
状態のわたしに自分が使っているコスメを見せながら説明してくれた。頭に?浮かんでるわたしに気づいた梨恵ちゃん(仮名)

メイクしてみる?

と言ってくれた。まさか放課後の高島屋のローズパティでメイクすることになるとは!?と思いながらもメイクした自分が見てみたくて、

え、いいのお?ドュフフ…

なんてキモい返事をした。しかも早口だった。いい加減にしてほしい。
そこからベース塗ってリキッドファンデ塗ってパウダーはたいてもらってドキドキしながら鏡を見た。

正直そこには日々のスキンケアもしてない上に色があってないファンデーションを塗った厚塗りオバケがいたんだけど初めてメイクした自分の姿に

そばかす消えとる…こんな肌キレイになるのすごない!?

と思ってからはドキドキして夜しか眠れなかった。ちなみにメイク落としなんて持ってなかったしメイクを落とす知識もなかったから洗顔してもファンデーションが全然落ちなくて困った。そのまま寝た。

それからは初バイトのお給料で近所のスーパーマーケット内の薬局でコスメ一式を買いお化粧ライフが始まったのだった。

次の転機はすぐに訪れた。高校1年生の冬。メイクをするようになってから半年ほど経った頃。初心者なりにアイラインやマスカラも慣れてきた頃、仲良くしていたオタク友達の由佳ちゃん(仮名)がトイレでメイク直しをしていた時だった。

由佳ちゃん(仮名)が出したのはマジョリカマジョルカのパクト

画像1

どのメーカーのを使っていたか覚えていないけど紺色の無地で四角いだけのパクトを使っていたわたしは由佳ちゃん(仮名)のパクトを見た瞬間に脳が痺れるような感覚を覚えた。マジでビビって言ったわあの時。漫画みたいにピシャーンッて雷落ちたもん。
ゴールドにロココ調みたいな刻印のあるパレット…コスメってこんなかわいいものがあるの…??
由佳ちゃん(仮名)にマジョリカマジョルカってコスメはかわいくてプチプラでおすすめだと教えてもらってさっそくドラッグストアに走った。

パクトを即購入。マスカラもあまりのかわいいパッケージにそれまでファシオを使っていたわたしは乗り換えることにした。

このマジョリカマジョルカとの出会いがわたしをコスメ好きにする第一歩だった。

その高校1年生の冬から22歳くらいまでマジョマジョを愛用することになるとは…

特にマジョルック イルミネーターのメランコリーはすごく愛用していて今でもこれを見ると心が躍る。めちゃかわいいし塗り心地もよかったな…
欲しくなってきた…

画像2

あとマジョマジョの香水マジョロマンティカが好きすぎて限定版が出るたびに買ってた。

画像3

すごく好きな香りだけどこの香りをかぐと17〜22歳くらいの黒歴史を思い出してベッドでバタバタしてしまうので使うことができない。
香りの記憶ってすごいよな…。
厨二病は15歳くらいまでに完治しておくんだぞ。りあお。との約束だぞ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?