自分に興味を持ったら自分が好きになった
こんにちは。
なせ ゆずなです。
今回は
ずっと「周りにどう見られるか」を気にして生きてきた私が
「自分は自分をどう見ているか」を突き詰めたら
自分を愛せるようになった話を書いていきます。
人からどう見られるか
育った環境
私はど田舎で育ちました。
隣の家は数十メートル、数百メートル先は当たり前。
地域の信号と横断歩道は1セット。
野生動物はいるし、山も川もある。
車社会。
そして、そんなど田舎に付き物のよく言えば『地域ネットワーク』。
一瞬で広がるこの地域の噂。
どこどこの誰さんが何をした、と食卓に上がる地域の噂話。
その噂話になったことがあります。
「ここは自然が多いし、他の住民に会えば『どこどこの孫』って認知してもらえて安全な場所」
と、思っていました。
しかし、裏を返せば同調圧力と相互監視の中にいるのだと気が付きました。
性格
物心がついたときから人見知りでした。
1番古い記憶は、人見知りをして他の子どもたちが遊んでいるアスレチックに1人で行けないものでした。
先天性なのか、記憶がない時になにかあったのか分かりません。
高校生くらいまで全く知らない人と会話はできませんでした。
人見知りも「周りにどう見られるか」を考えて、人とどう接することが正解なのか分からないからだったのだと思います。
変化
環境の変化
進学を機会に地元を出ました。
ど田舎から地方都市くらいの都市に引っ越しました。
見事に隣人がだれかも知らない、The都市。
都会は冷たい、とか、不安、など聞きますが、私は心地よかったです。
確かに頼れる人が限られることは不安ですが、それ以上に私を知っている人が少ない、気にしなくていいという安心感がありました。
と、言っても「周りにどう見られるか」を克服できてきた時期は、社会の波に揉まれて色々あってからでした。
社会の波
1人暮らしというより、社会人になって会社で働き始めてから考えが変わりました。
新卒で入社した会社がブラック気味のアットホーム(笑)だったので、『周りにどう見られるか』を気にしたままでした。
さらに仕事なので評価されます。
余計に『周りにどう見られるか』を意識してしまった気がします。
メンタル崩壊
そのブラック会社でも入ってよかったと思うことがありました。
それは社内規則が整っていることです。
ブラックで適応障害になった私は休職になりました。
まずは半年休めたことが良かったです。
適応障害になってしまったことは自分に責任があるから、とひたすらに心理学や自己分析のワークをやりました。
このワークは現在も形を変えて行っていて、0or100思考、完璧主義、感覚過敏など自分の特徴と向き合えています。
人生の主人公は自分
創作物語というアプローチ
私は休職中にイラストや文章で創作の物語を作っていました。
黒髪ロングストレートの10歳前後の少女が主人公でした。
ロングヘア
ストレートヘア
無感情
関心はある
好奇心旺盛
困っている人は助ける
物事の全体を把握している
などの設定がありました。
これは無意識ですが、私自身の憧れ、心の傷、実際の私のことでした。
ロングヘア → 幼いころロングが良いのにショートに母親にさせられていた。
好奇心旺盛 → 自分の幼いころからの特徴。
物事の全体を把握している → 憧れ。
実際に箱庭(ボード)の中で物語を作って、その人が無意識に何を考えているか、どんな問題を抱えているか診るカウンセリング方法があるそうです。
私はそれを行い、客観的に自分を見ることで自分への理解を深めていきました。
思い通りにならない
自分の特徴をつかめてくると、周りを見る余裕が出てきます。
自分から動くことが増えました。
自己肯定感を上げることができました。
そして徐々に『周りにどう見られるか』を克服していきました。
その過程で人生は予定通りに進まないもの、ということも学びました。
事業縮小で会社都合でクビになる
転職活動がうまくいかない
適応障害を繰り返す
他にもありますが、思い通りにならないことで逆に自分には物語性がある、と考えました。
どんな物語でもハプニングは付き物です。
私の今までの過程を思い返して、まるで物語の主人公のようだと思いました
まとめ
『周りにどう見られるか』を気にしていた私ですが、『周り』より『自分』にフォーカスに当てることで自分を好きになることができました。
とある年は毎週末は自己分析をして引きこもって家族に心配されたほどです笑
ノートにその週の状況や自分の考え、感じたことを書き出して客観的に見てみたり、月ごとで振り返りをして4カ月ごと、半年などある程度まとまった期間で俯瞰的に自分の感情や特徴を見たり……
なかなか他の人に理解を得られづらいですが、そういうことにハマっていました。
ぜひ、現在進行形で私の例のように『周りにどう見られるか』を過度に気にしている方の役に立てたら嬉しいです。
ここまで読んでくれてありがとうございます!
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