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25歳男の土曜日の過ごし方

ちょっと用事があって、電車に30分揺られて街に出てきた。土曜日だから若者が多い。

歩いていると、道端でパンジーの香りを嗅いでいるおじいさんがいた。面白いおじいさんだなって、少しのあいだ、少し離れたところからボーッとおじいさんを見ていた。そしたら急にすごく大きな声で「これいい匂いだな!」って、たぶん僕に話しかけてきた。
あまりにも突然であまりにも大きな声だったから、僕はびっくりして何も言わずに立ち去った。

歩いていると、前方ですごく綺麗なお姉さんがティッシュを配っているのが目に入った。僕は普段、街中で配っているティッシュを受け取らない。いつも少しだけペコリとして素通りする。
しかし今日は違う。今日は受け取ろうと心に決める。綺麗なお姉さんだからね。少しドキドキしながら、少しお姉さんを意識しながら、お姉さんの前を通る。が、ティッシュをもらえなかった。どうやら女性向けのエステか脱毛かそんなところらしい。仕事中の綺麗なお姉さんには、男は用無しのようだ。

今これを書いているのはベローチェなんだけど、最近ベローチェでコーヒーを飲むとパスタの割引券がもらえる。10円玉でスクラッチをして、50円か100円か200円引きのどれかが当たる。
いつもは50円引きしか当たらないのだけれど、なんと今日は100円引きが当たった。別に使わないけどね。ちょっと嬉しい。

最近あしながおじさんを読んでいる。これが書かれたのは1912年。作者は米国人女性作家のジーン・ウェブスター。めちゃくちゃ美人。家系にトムソーヤの冒険の作者であるマーク・トウェインがいる。作家の家系だ。
こうやって書いていると、僕がめちゃくちゃ読書家で作者にまで詳しい頭のいいやつと思うかもしれないけれど、今調べてWikipediaに載っている情報をそのまま書いている。
本は好きだけどそこまで詳しくはない。

これが25歳の男の土曜日の過ごし方です。

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