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1年に一度の手仕事

この時期、庭や道端でよく見るドクダミ草。
特有の匂いがあって繁殖率が高く、強い生命力を感じる草花です。

ここ数年はドクダミ草からチンキを作って暮らしに取り入れています。
チンキ=アルコールに漬けて作る濃縮液
だそうです。

花粉が付いている花を摘んで軽く洗い、乾いたら消毒したビンにお酒と一緒に入れるだけです。アルコール度数40以上のものを使っています。

ドクダミチンキは様々なシーンで活躍してくれます。

  • 虫よけスプレー

  • 虫刺され

  • 火傷

  • 化粧水

等に使えるのだそうです。

私はドクダミチンキを一年熟成させる作り方を参考にしていて、今年は昨シーズン仕込んでおいたチンキをスプレーとして使うことにしています。
1か月くらいしたら使っていますよ、という方もいたのでどちらでも大丈夫なのかもしれません。

朝娘三人がとってきてくれました
これ使えるんだよね、
と覚えていてくれてうれしい
花+アルコールでできました
瓶詰めされているのが
昨年のどくだみチンキ

蓋を開けたら、花を取り出しチンキを耐熱容器に入れて沸騰させます。
弱火でコトコトと煮続け、アルコール香りが大体なくなったら完成。

その後精製水(ドラッグストアで購入)で薄めてボトルに入れています。

玄関に置いていつでも使えるようにしています

お店に行けば、何でもある時代。いや、自宅にいても欲しいものを届けてもらえる時代。早ければ注文した翌日に手元に商品が届くなんてことも当たり前になってきています。

自分の手で作るとなると、手間と時間がかかります。
自分の手を動かさなくては作り出せませんからね。
でも、お金を出して買うのが当たり前と考えていたものの中に、意外と自分で作り出せるものがあると最近は思います。

もしかして、自分にもできるかも…から始まって、できた!‥なんて時に、なかなかいいじゃん、とうれしい気持ちになります。
暮らしに必要なものを自分で生み出せるってちょっといい気分、かもしれません。

便利な時代の中で、自分で作る楽しさは忘れずに暮らしていきたいと思います。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。



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