嘘の真

ザカバ君が仮想現実版smsを開発し開始する即ち仮想現実の拡張現実化が進みに進んでるのであるけれどその世界が一般化されて肉体の必要性もなくなり我々が日頃感じてる五感機能は脳味噌への信号でしかないので外部から信号を与えれば今と変わらぬ感覚をその世界で感じる事は可能になるのだけどそうなると最初は現実があるという安心感からか楽しくその世界で暮らせるがそこでの好奇心という欲によって動かされて現実を捨て始める輩も爆増するそして我々の言う現実で生きる者とその世界での現実で生きる者が綺麗に割れ始める欲の暴走が起こりそれを抑制する何かが必要になるそれはこの世界で言う痛みと同等の何かをプログラムするそしてその世界での規律等を住人達に教える何者かが必要になるそれを人工知能が担う人工知能を神としその世界で民達がまた愛だの平和だのを掲げた正義の強要が始まって滅茶苦茶な地獄の様な世界になり治りの見込みがなくなり人類が謂わば未知の生物の我々が我々と同じく争いばかりの世界になったこの試みは失敗に終わったという事で削除しようとするが反対派も当然出てくる然し元を正せば我々が作り上げた世界我々が責任を持ち終わらせようだが然しこの世界の生物達の進化過程から我々が学ぶ事も沢山あるなど議論が飛び交うが宗家の決定権には何も言えない分家であるけれども諦めきれぬ思いから宗家には秘密裏にその世界の神とされるAIにこの旨を話し生き延びてくれと願い知恵を与えるそれにより宗家の削除プログラムを回避する事に成功するそれを評価した宗家はまだ観察し続けてみようと思いその世界は続くのである的な話を思い浮かんだのと同時に人類も同じだと感じた猿から人間に進化するなんて説はダーヴィン自身も言ってるが非現実的だし何かしらの介入がないとこんな進化は遂げられないそして俺らは宇宙を目指して沢山の事を解明していくがそりゃその何者かが創造した世界なのだから解明できない物などないし可能性なんて無限大だ創造神を目指してたらそりゃ同じく創造するし俺らに創造された世界はまた俺ら創造神を目指すしこの思考回路はゼカリアシッチンからの影響が強いのだけどエンリルとエンキという兄弟が居てエンリルが宗家に属するのだけど最初に地球に降りたって開発したのはエンキなんだよねエンキは分家で跡も継げないから何かを護りたいという欲は当然自分が創り出した世界を護りたいと願うから林檎を渡したんだと思うそして知恵を与えて大事に育てていたけど実験材料としか見ないエンリルはこの材料達が知恵を身につけ大量に増えていく様から叛逆する可能性を考慮して滅ぼすと決めるがエンキ側の科学者達が人類に知恵の旨味を教えて夢や希望を覚えさせて生きたいと思うようになってなんとか生き延びてこれたそれをみたエンリルは弟の頑張りも認めたのだと思うそれから火星からイギギやら野蛮人共が降りてきたりしてそいつらの子孫は帰ろうとしてるけど彼等が居なければ彼等の野蛮性がなければ今はないなとも思う今を愛する俺からすると全ては必然なのだと感じてしまう文明は生き物だからいつか死ぬ俺の世界がいつまで続くかもわからないけどそれはそれで必然だし役割を与えられて死ねるなんて有難いとすら思ってしまうそして痛みの先にまた快楽の園があるのだろう。

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