映画の余韻

「あのこは貴族」を見たンダ。
階級がえがかれているんだけど、台詞で直接的な説明はほとんど無くて、映像で丁寧に表現していてた。

雨が降ってたりやんでたり。
同じ色のスカートを履いていたり。
ニケツの描写を段階的に魅せたり。

何を感じるかは人それぞれ。想ったことに対して台詞で答え合わせをさせられないから正解や不正解がない。さらにいうとこの映画は“結末”がない。映像を見ながら自分の中でどんな思考が繰り広げられてるのか手に取るように分かって頭がやわらかくなる。


ところで私、映画を見たあとってエンドロールを全て見るんだよね。今見た物語を思い出して登場人物に想いを馳せたり、その自分の感情に焦点を当てて“我”を認識したりして余韻を愉しむ。で、このエンドロールに沢山の名前が流れてて「この人たちが作ったんだ」って一人一人に感謝するの。

余韻って、
もうそこには無いのにたしかに心に残ってる。


はい、またどーでもいい話でした。

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