なぜ人は文章で伝えたいのか?
先日、逗子海岸に行ってきました。
昨年から、月一回、SUPをやるのが日課になっています。
SUPとはサーフボードのような板の上に立ち、
パドルを漕いで水面を進んでいく遊び。
かなりはまっています!
風がなく波が立たない静かな日は、
ボードの上にゴロンと寝っ転がって身を任せ、
ゆらゆら揺れる時間がなんとも贅沢。
海の青さ、地平線上に踊る光、
果てしなく続く空の深さにため息を漏らしたり。
そんな世界を眺めていると、
誰かにこの美しさを伝えたくなります。
そう、伝えたい。
これこそが人類が言葉を発達させ、
豊かな表現力を探究させていった源では?
たとえば昔、人は旅先で美しい海を観たことでしょう。
その感動を人に伝えたい、と思ったとき、
今のように写真というものがなかったから
(写真は100年ちょっと前に誕生)、
絵や言葉を使ったのではないでしょうか?
平安時代なら、愛しい人に会いたければ、
その恋心を歌にしたためておくったとか。
観たことを伝えたい。気持ちを伝えたい。
辛い気持ちを分かってほしい。
人は、伝えたいという本能を
生まれつき持っているのでしょう。
そのために、言葉が生まれ手紙が生まれ、
本が生まれた。
そう、あなたも、何かを伝えたいと思ったら、
その気持ちを抑えずに、ペンを取ろう。
PCを開けよう。
書いているうちに、
伝えたいと思うことにぴったりくる言葉を探すようになる。
心の機微にしっくりくる表現を探すようになる。
そうして、豊かな表現力が身につくのです。
文章力がUPするのです。
あなたの「伝えたい」が何よりも、
あなたの書くチカラを伸ばす!
本当です
私がそうだったから。
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