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【子どもの見せる姿を"面白がる''ことができると、子育てはラクになる】


医療と教育現場の実体験から観察してきた
発達障害グレーゾーンの親子でしあわせになる考え方や視点をお伝えしています、

親子関係コーディネーター大西りつ子です。


「なんとかしなきゃいけない」と頑張ってしまうお母さんたちに寄り添って、子どもの言うこと、することに対して感じる

潜在意識にアプローチするセッションや講座を行っています。


こちらのnoteでは、

毎日の子育てを「なんとかしなきゃ」と頑張りすぎてしまうお母さんたちの、

◆ストレスが減り、「よろこび」や「しあわせ」の実感が増えていくことを目指してお届けしています。



今日は、「誰かと同じであること」は安心なのか?についてお伝えしつつ、

子どものあれこれ見せる姿を"面白がれる"ことができる考え方を書いていきます。


イライラすることがある
心配で仕方なくなる

そんな心のモヤモヤが晴れていくはず^ ^


私たちってあたりまえだけど、生きてます。

生きてるからこそ、喜んだり悲しんだり怒ったり感動したり感謝したりすることができるんですよね。




医療の現場で働くことが長いこともあって、これまでたくさんの生死という事実に携わらせていただいてきました。


さっきまで話をしていた方が突然いなくなる

昨日出会った方と翌日には会えなくなる

入院してこられてから、長く闘病されて
きた姿を見てきた方が最期の時を迎えられる


何度も何度もそんな場面に携わってきて、
今この瞬間、一期一会を大事にしたいという気持ちが強くあります。



今目の前にいてくれるこの人と、自分の全力で関わっていたいし、

その目の前の人にも、その人の全力で自分に関わってほしいって思いが、常にあります。


自分に対してもそうですが、

人には「自分として生き切る責任」みたいなものがあるなって感じているところも強くって、


だからかもしれないですが、


自分なんて…とか、
もうダメだ…とか、
どうせ無理だ…って感じに、

自分のことを諦めてしまう人を目の前にすると、

「もったいない」って感じるんですね。


その「もったいない」の中にある私の気持ちっていうのは、

もっと自分を生きなさいよ!とか、なんでそんなふうに諦めるのよ!とかいう、怒りとか腹立たしさではなくて、


自分の価値に気づいてほしい!みたいな感じです。


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あなたには誰にも真似できないあなただけの良さがあるとか、

自分の足で立って進める力があるとか、

自分の考えや思いを表現する力があるとか、

もともと価値ある存在なのに、その価値が見えなくなってしまってる、

それが「もったいない」って感じてしまうんですよ。


で、なんでそんなふうに
自分の価値が見えなくなってしまうのかなぁって考えたときに、


人と比べるとか、
人の意見や気持ちを軸にするとか、
人がどう思うか、
どう捉えるかとかに、

気を取られやすい世の中の風潮があるからなんじゃないか?と思ったんですね。


ちょっとでも人と違うことや、世の中の「ふつう」の枠からはみ出ることをしたり、独自の考えを表に出したりする人がいると、


「あれはおかしい」「あの人はあんなことしてる」「何であんなことするんだ」みたいに、

批判や排除の攻撃的なエネルギーが、ドバァって集まる。


ネットの書き込みや誹謗中傷とかもそうですよね。。

イジメとかもそうかな。


一斉に誰かが誰かのことを「おかしい」とジャッジして

「みんなと同じであれ」に寄せようという力が集まる。



ここには「みんなと同じである」「誰かと同じである」ことが、あたりまえだとか、安心だとかいう

世の中の風潮とか教育とかによって刷り込まれてきた価値観に
縛られてきた結果であるような気がしてます。



やっぱり「多数派」だと安心するし、「誰かと同じなら大丈夫」みたいな気持ちになることは、少なからず誰にもあると思います。

もちろん、私もあります。



同じ価値観を持ってる人と一緒にいると共感し合えるし、心地いい。


でも、気をつけたいのが、

同じ価値観の人がいれば必ず、別の価値観を持った人もいるってこと。


同じ価値観の人同士で集まって、
これがぜったい正しくて、これ以外は間違っているっていう風に

話が盛り上がっていけばいくほど、何かが悪い、みたいな排除とか批判のエネルギーが漂っていたりすることもある。



反面教師で意識しておきたいところだなって思います。




その時は意識して、

「そもそも私はどう思ってるんだろ?」って自分の気持ちや考えに意識を向けたり、

「ほんとにそうかな?」「自分は正しいって思いすぎてないかな?」って一旦立ち止まって考えたりしたいなって思ってます。




気づいたら「同じであること」に寄って行きがちになることはあります。


でも、このまま
人と比べたり、人の意見に合わせようとしすぎたり、「ふつう」とか「正解」は何かを求めたり
すればするほど、


自分にしかない自分だけの価値が
どんどん見えなくなっていくって思ってるんですよね。


私はこの
自分の価値に気づきにくい状況を、「同じであることの呪縛」みたいな表現してるんです。


自分にしかない自分だけの価値に気づくことができるようになるためには、

「同じであることの呪縛」みたいなものを手放すというか、


そもそも人はそれぞれ

思ってることも感じてることも、考えてることもみんな違って、

同じであることが、あたりまえなんじゃないな〜、同じであることが安心なのではないなーって
実感することなんだと思うんですね。




じゃあ具体的には何ができるかと言うと、今日は2つ考えました。

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