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現在の感染拡大の状況を投影か。九年前の米映画「コンテイジョン」とは。

こんにちは。うらうらです。皆さん調子はいかがでしょうか(^^)

現在これを書いてるときが緊急事態宣言がでて一週間たったところになります。

「stay home」と言われるなかで自宅で過ごす方や、医療従事者や食料品店スタッフといった働かざるを得ない方もいらっしゃる中私は何をしたらいいんだろうと考えている人も多いのでは。

今回は自宅で過ごすかたも多いと思ったので今見るべき映画を紹介させていただきます。

それは「コンテイジョン」(Contagion)という2011年の米映画です。

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これは香港から帰ってきたばかりの主人公の妻が突然家で発作を起こし倒れ,そのまま命を落とすところから始まります。これが後にわかる感染症のウイルスによる発作が原因での死亡でした。

ここから徐々に感染が広がり、世界がこのウイルスとの壮絶な闘いを繰り広げるのですが、、、

つまり、今の世界の状況と全く同じようなアジア発の原因不明のウイルスが世界に蔓延している状況が映し出された映画です。ここには今でこそひっきりなしにニュースなど出てくるWHOCDCという存在も大きく映画に登場します。(この映画を見るとWHOやCDCが何しているかもちょっとわかるかもしれません。)

もうネットで簡単にあらすじを見ただけでも今の状況と似た部分が多すぎて逆に恐ろしくなりました( ;∀;)

あくまでもこの映画を作ったのがアメリカということで、皮肉にも一番感染者、死者共に一番数字的には大きくなってしまっています。

ウイルスの治療薬をめぐって混乱する市民、荒れる治安、州の閉鎖に恐れ移動する者など

他にも色々とこのウイルスが後に引き起こすであろう恐怖の行く末がこの映画の中で描かれています。

この映画の作られた九年前はどのような意図で作られたかはわかりません。

本当にこのようなことが将来起こるかもという警告のつもりで作ったのか、果たして当時はただのフィクション映画としてこれを作ったのだろうか。

個人的にはビルゲイツが数年前に次に人間が大量に命を落とす原因となるのは戦争ではなくウイルスであると予言したものをTEDトークなどで見たことがありますね。なんで少しばかり将来への警告も含めて作られたものだと感じています。

現在、主役のマットデイモンをはじめ、このコンテイジョンという作品にでていた役者はこの今の状況に際して、コロンビア大学で行われた新型コロナに関する解説動画に出演をしていたりしています。

その他、出演者が発出するYouTube動画がありそこに彼らがメッセージを残しているのを見ると、やはり米国では反響がかなり大きくなっていることが考えられます。(YouTube動画:『コンテイジョン』キャスト陣からの新型コロナウイルス感染拡大防止メッセージ

しかし、日本ではあまり大きく取りだたされていないのであえてここで取り上げることにいたしました。

他にもウイルス感染を題材にした映画を見てみるとやはり今の状況を鑑みながら見れるために面白く見ることができます。

私はこの「コンテイジョン」の他、「パーフェクト・センス」という映画も見ました。これは感染するとまず嗅覚を失い、それから徐々に他の五感をも悪化させていくというさらに恐ろしいストーリーです。

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もちろんフィクションだと理解しながら見るのですが、今が今の現状だけになかなか考えさせられるものは大きいです。「感染すると嗅覚を失う」というところまでは少なくともコロナウイルスとの共通点でも残念ながらあるのです。

なので、興味のある方は「コンテイジョン」と「パーフェクトセンス」試しに見てみてください。AmazonプライムやNetflixで見ることが可能かと思います。

映画も結構見るべきタイミングで見るとその時の価値観と相まってより深く考えさせられます。それも一つの趣だと感じました


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