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【視聴記録】攻殻機動隊Stand alone complex #2 暴走の証明は義体化のエンパシー

 この回、前回同様九課メンバーの紹介的な運びもありながら、義体化された人間の悲しみ、痛みを表現していて、それはこのシリーズの中を貫く通奏低音だ。1話完結ながら全体のストーリーも核として存在していて、個人的には昔好きだった刑事もの「太陽に吠えろ」を思い出してしまう。それぞれのメンバーに見せ場がある。
絵的には今回、タチコマ内部の少佐を魚眼レンズ的に可愛く捉えたり、ハッチが開いて少佐のお尻が拝めるところがサービス回。もちろんウネウネと歩く多脚戦車のモーションは技術高い。戦車のハッチを力で開けようとする怪力素子は多分押井学版映画のオマージュ。
それから、タチコマたちと9課メンバー、主にバトー、少佐との関係性はこのシリーズのキモです。それを描くためのいわば前振りがこの回から少しずつ見えてきてます。
映画を見た次はこのSACがおすすめです。

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