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コンセプチュアルとは何か。

井上尚弥戦が今まさに始まろうとしているのでソワソワしてます。
日記どころじゃないので、今日は軽めに。

えっと、沖縄行ってきました。
皆様、お休みいただきありがとうございました。

沖縄2回目ですんで素人です。
本当は、米軍の払い下げ家具屋巡りとかしたかったんですが、
3歳児もいるのでお預け。
その代わり、飯に関してはイイ感じで食い倒れできました。

タコス
沖縄そば
アグーしゃぶしゃぶ
ステーキ

どれも、いつかは行きたいなぁ~とか次も絶対行こうと思っていたお店だったので、かなりテンション上がりました。

その中でもドンズバだったのが初めて行ったタコス屋「メキシコ」。
タコス1本だけで50年みたいなお店でして。
潔さが際立つお店でした。場所もなんだか海外っぽくって好きでしたね。
自分で店を持つなら、このくらい削ぎ落してやりたいなぁ。
ぜひ、また行きたい。

では、この店がコンセプチュアルか否か?で言うと、そうではありません。
ここらへん恩田的にも気になったので、帰ってすぐに澤君とMTGしたのですが、コンセプチュアルか否かの線引きには以下のようなポイントがあることがわかりました。

①現代社会に対するアンチテーゼや物言いがあること。
②導き出した「解(快)」を研ぎ澄ました世界観があること。

①に関しては、その時代を生きる主役になる人たちが、
「この先は、こうやって生きていきたい」という思想を持ち、
それを宣言することで数珠繋ぎのように集団発生します。
トレンドだとか世代の価値観などはこうやって作られているはずです。

つまり「前時代への鬱憤」とも言えます。
尖るとパンクになりますし、優しいとカントリーになる。
悲しいとブルースですし、弾けたいならテクノかな。
皆でいっしょにならポップスだし、俺は俺でとなるとロックです。

といった感じで「前時代への物言い」を「どんなカタチで表現するか」が伴うと「コンセプチュアル」に近づいていくわけです。

前述したタコス屋「メキシコ」は、
おそらく50年前ではコンセプチュアルでした。
金だ名声だ成長だ、何が生めよ増やせよだ、
風吹くままに気ままに、なんくるないさだろがい。
タコスでも食って、ビールのんでろ、と。

そんな「自由」を「タコスのみ」というカタチで
表現していたのだと思います。きっと店主も
ヒッピー的だったのでしょうね。

なんだかんだあって今では当時の怒りは消えたけど、
まぁつづけてくわ。タコスが好きな奴らがいっぱいくるし。

といった、熱去ったあとのダル呑みみたいな、
そういうけだるさがあるのも好きでしたね。

基本的に恩田は、ストーリーとなる歴史があるのが好きなのです。

特に厨房の中にある小さなテーブルにいた、
タトゥだらけのにいちゃんの背中とかとてもかっこよかったなぁ。

沖縄、良き。タコス、良き。


今週の質問「今までで一番グッときた景色」


星空続きで恐縮ですが、大島の裏砂漠で見た星空ですかね。
満点の星空ではなく、東京で見るよりちょっと綺麗かなぁ、くらいの星空だったのですが、なにせ砂漠ですから。ポツンと一人寝転がりまして。
空しか見るものないんですよね。

で、ボーっとしてたら星が動くんですよ。ゆっくり。

え?と思いまして、じーっと見てたら
まずは縦に10分ほど動き、その後、その縦線の真ん中あたりまで戻る。
そして今度は横に動き始めて、最終的に「+」マークになるような、そんな動き方をしておりました。

おそらく衛星だと思うんですが、衛星って見えるんだ、ってちょっと驚きましたね。


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