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歌って時代だ。時代って時間だ。

前回、ファーストスラムダンク観て号泣したって話をしましたが、その要因の一つに「懐かしすぎて」というものがありました。

で、本日も似たような話で恐縮なのですが『eastern youth』ってバンドも、私のなかで懐けぇバンドでして。見た目は禿げたオッサンなのに、首に血管を浮きだしながら叫ぶように歌うというスタイルに、高校生ながらシテやられた記憶があります。

そんなイースタンユースですが、普段から定期的に聴くわけでもなく。数年に一度くらいのペースで、ポチポチ検索して聴いていたんですね。なので、アルバムや曲にもそんなに詳しいわけではありませんでした。

ところが今日、何気なくSpotifyでミックスされたパンクソングを聴いていましたら「おっ」と感じる曲がありまして。その曲の情報を覗いてみたら、それがイースタンユースだったんですよね。聴いたことのない曲でしたが、なんだかちょっと力が沸くといいますか、歩幅がすこし伸びるといいますか。突き進みたくなるような気分になりました。

琴線って言葉、あんまり使ってきませんでしたが、これぞ琴線なのでしょうね。おそらくイースタンユースとは観てきたものや感じてきたものが似ているはずなので、感情の波長が合うのだと思います。

そういえば通っている美容院のお兄さんもほぼ同い年で、高校・大学時代の遊び方がすげぇ似てましたし。世代っていうのは、おそらく「時間の使い方」によって違ってくるんじゃないかなぁと思いました。


今週のテーマ: 「父母への手紙」とします!これが最期のつもりで書いてくださいませー」


このお題は私めが考えさせていただきました。特に深い意味はありませんが、こうでもしなきゃメッセージなんて書かないでしょ、と思ってのことです。

私の日記は順番的には3番手なので、まだ2名分しか読んでいませんが、わりとグッとくること書いてありましたんで、このお題けっこう気に入ってます。

では、私も父母に一筆。

さて、なぜだか死ぬことになってしまいました。 先立つ不孝をお許しください。といっても、すぐに貴方たちもこっちに来るだろうから、 ちょっと酒やらたばこでもこさえて待っておりますね。 急いでこっちに来なくても構いませんが。とはいえ、息子の死に目を見るなんて思ってもいなかったでしょうから、 そこんとこは心底謝っておきます。すみません。

妻や娘、犬のことだけが心残りではありますが、 妻と娘に関しては、おそらく大丈夫でしょう。 娘のことだけ、たまに思い出してくれると嬉しいです。犬に関しては全面的にお頼み申します。 妻と娘次第ですが、おそらく手に余ることでしょうから、 亀有で育てる覚悟でいてくださいませ。 宜しくお願いいたします。

さて、人生を振り返ってみますと、わりかし自由にやらせてもらったな、と感じております。尊重してもらったのか、聞く耳を持ち合わせていないと諦められていたのかわかりませんが、中学から現在まで、とくに縛りという縛りを感じずに過ごすことができました。ありがとうございます。

強いて言えば、もうちょっとなんかアドバイスとかくれてもよかったんじゃないか?とか思ったりもしますが、自分で学んでこいや、という教育方針だったのでしょうか? おかげさまで、何事も遠回りをしてきたような気がしますが、それも含めて今では楽しかったなぁと感じます。

父母それぞれに、一つずつ思い出を伝えさせていただきます。

父へ。 深夜まで勉強をしていた自分に、酔っぱらって絡んでくれてありがとうございます。「深夜まで勉強して、成績上げようとするなんてお前はクズだ」と言われた一言。当時はまったく理解不能でしたが、今ではわかります。成績なんてくそくらえですよね。

母へ。 水泳教室の帰り道、うんこを漏らしたオレを笑ってくれてありがとうございます。自転車の後ろの席で漏らして、座ると気持ちわるいから、その席で立ったまま帰りましたね。あの夕方の笑い声はとても幸せでした。

兄へ。(まぁ一応)
特にありません。仕事は遅れずにやってください。これからも兄であり下僕だと自覚しながら、すべての案件を断ることなく安価かつ短納期で請け負ってください。なにかあれば呪います。

さて、長くなってしまったので、ここらでお暇します。
では、また逢う日まで。

恩田貴行の遺書 2023

というような感じです。
いい機会でした。

公開こそしませんが妻娘向けにも遺しておこうかな。

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