教員採用試験の面接では,面接の語りが上手だから合格するのではなく,採用したいと感じるから合格するのです!

教員採用試験の面接を指導していると感じることがあります。

多くの人が,面接は,語りが上手な人が合格すると勘違いしているのです。

教員採用試験の面接は,スピーチコンテストではありません。

教員採用試験の面接は,採用試験であり,就職試験です。

語りが上手な人を採用する試験ではなく,採用したいと感じる人を採用する試験です。


確かに,面接においては,ある程度は,語りが上手なことは必要です。

語りの内容,語り方が,ダメダメでは,合格はできません。

でも,語りの内容が完璧で,語り方が上手でも,それだけでは,教員採用試験には合格できません。

教員採用試験に合格するためには,「この人を教師として採用したい!」と,面接官に感じさせることが重要です。


語りの内容や語り方は,ある程度までは,「採用したい!」を感じることに貢献しますが,それが全てではありません。

「採用したい!」と感じさせるためには,トータルな戦略コーディネートが必要です。

その受験者の,年齢,職歴,学歴,バックグラウンド,表情,雰囲気,能力,そういったものと,面接の語り・語り方のトータルな戦略コーディネートが必要です。

大人数の面接講座や面接勉強会,または,面接攻略本を読んで,面接の回答の原稿を作っているだけではダメです。


面接で合格を勝ち取るためには,その受験者にマッチした面接戦略が絶対に必要です。

私が面接を指導するときは,常に,語る受験者の年齢,職歴,学歴,バックグラウンド,表情,雰囲気,能力などを,常に意識しながら,戦略的に指導しています。

そのために,レトリカでは,面接の指導をする際には,受講者の電子カルテを見ながら,その人の年齢,職歴,学歴,バックグラウンド,表情,雰囲気,能力などを確認しながら,レトリック(言葉の使い方),パフォーマンス(表情・外見)を指導しています。


同じ面接質問に対しても,受験者によって,回答の内容や仕方は異なります。

この辺りの違いを詳しく指導しないと,学生の受験者も,講師の受験者も,若い受験者も,ある程度年配の受験者も同じような語りをしてしまいます。

皆が同じ語りをすれば,合格するのは,若い人,学生,そして,有名大学の出身者です。


教員採用試験の面接で一発合格したい人は,戦略的コーディネートが必要です。

私は,教採の面接での戦略的コーディネートを20年以上,やってきました。

今年の夏の教員採用試験で,大逆転の一発合格を目指したい人は,是非,河野正夫にご相談ください!

教員採用試験は,戦略次第で,合格が勝ち取れる試験です。

合格を勝ち取りましょう!


河野正夫
レトリカ教採学院

https://kyousaijuku.com/


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