レトリカルなパフォーマンス能力が高いものが教採合格を勝ち取る!教採の面接で合格を確実にするための面接指導とは?

今日のお話は,

レトリカルなパフォーマンス能力が高いものが教採合格を勝ち取る!

ということについてです。

教員採用試験の面接でも,選挙でも,記者会見でも,レトリカルなパフォーマンス能力が勝利の行方を決めます。

そこには,コミュニケーション理論,レトリック理論,パフォーマンス理論があります。

日本人は,とかく,公の場面でのオフィシャルな語りが苦手です。

でも,たとえ,その日本でも,公の場面でのオフィシャルな語りが圧倒的に上手ければ,成功を手にすることができます。


教員採用試験の面接でもまったく同様です。

コミュニケーション理論,レトリック理論,パフォーマンス理論といった重要な科学的知見を,教員採用試験の受験産業は見落としています。

受験者個人に,最適な戦略はどのようなものかということを伝授することを,決定的に見落としているのです。

受験産業はビジネスですから,受講生の数を増やすなり,書籍や雑誌の売り上げの部数を挙げるなりすることが必要です。

ですから,一般的なアドバイスしかしません。

教育施策に触れるべき。

求める人物像に触れるべき。

視線はネクタイの結び目辺りを見る。

ノックは3回。

などなど,科学的に検証すると,合格にあまり結び付かない一般論のアドバイスばかりです。


日本の教員採用試験の受験産業に欠けているのは,

あなたの年齢ならこうすべき,

あなたの顔つきならこうすべき,

あなたの雰囲気ならこうすべき,

あなたの声のトーンならこうすべき,

あなたのバックグラウンドならこうすべき,

というその受験者に最適なパフォーマン指導です。


学生といっても,個人によって,顔つき,雰囲気,声のトーンは違います。

超美人・超イケメンと,私(河野)のようなぽっちゃりしたおっさん顔(笑)の人では,同じ学生でも,戦略は当然違うのです。

でも,これまで,受験産業は,そういったルックスや雰囲気や声のトーンに関する戦略的なアドバイスを公式には避けてきました。

ルックスや声のトーンをことさら取り上げるのが,教育上,よろしくないのかどうかは,私は知りませんが,そういったアドバイスは,受験産業にはありません。


受験産業の面接対策ページには,リクルートスーツを着た模擬受験者の画像ばかりです。

リクルートスーツが,面接官にどのような印象を与えるかの科学的考察も一切ありません。

講師経験を若干重ねた人,あるいは,民間企業経験がある二十代後半や三十代の人なら,リクルートスーツよりも,別のスーツ姿の方が,面接官の好感を取れる可能性があるといった実験も検証もしていません。


そして,何よりも最悪なのは,みんな無難にして,みんな統一的にしていれば,結局,合格するのは,もともと合格しそうな人であるという統計的な事実を無視しています。

みんなが平気的なことをすれば,合格するのは,若い大学生,若い講師,ブランド大学出身者,ルックスの良い人です。

若い大学生,若い講師,ブランド大学出身者,ルックスの良い人は,もともと合格しやすいので,すべての受験者が,みんな,無難で,平均的なことを言えば,結局は,もともと合格しやすい人が合格するだけの結果になります。


所詮は,受験産業なのです。

特に,教員採用試験の受験産業はひどい様相を呈しています。

科学的なアプローチが少なすぎるのです。

民間企業の就職活動と違って,圧倒的に,マーケット自体が小さいですし,マーケット全体で動くお金も少ない。

教員採用試験というどれもよく似たな試験なので(47都道府県+政令市という違いはあっても,所詮は,教員採用試験とした同じような試験なので),何か精神論的なもの,美学に基づいたマナーを言っていれば,受験産業としての受験指導は,なんとかなるという雰囲気があります。

たまに,マナー講師みたいな人がしゃしゃり出てきて,美学と精神論に基づいた指導をしているのを見ると,見ている方が恥ずかしくなります。

細部の違いは,もちろんあるとしても,教員採用試験の面接は,科学的には,選挙や広報や広告やテレビ番組作りと共通するところがあります。

有権者・消費者・視聴者を動かせる科学的な手法は,面接官をも動かせます。

細部の違いは,オーディエンスのプロファイリングで,概ね,効果的に対応できます。


重要なのは,

コミュニケーション理論,レトリック理論,パフォーマンス理論に基づきながら,教員採用試験の面接官という特定の人物集団のプロファイリングをした上で,効率的,かつ,効果的な戦略を立案することです。


先日,大手の予備校に通っていたけれど,数年間,教採の面接で不合格になり続けたという人の個人レッスンを対面で行いました。

レッスンの内容は,「脚本」と「演出」を応用した,面接の語りの好感度と好印象の形成です。

その受験者の年齢,経歴,ルックス,雰囲気,声のトーン,志望校種・教科を踏まえて,どのような「脚本」で,どのようにパフォーマンスを「演出」すれば,志望自治体の教員採用試験の面接官の好感・共感・好印象を勝ち取れるかを,トータルでコーディネートします。

必要であれば,「脚本」を書き上げます。

必要であれば,表情のつくり方を演出指導します。

必要であれば,「脚本」の内容と,表情の「演出」のマリアージュを指導します。


教採の面接の指導というよりは,舞台やドラマの演出指導のようです。

しかも,そこに,「脚本づくり」も入ります。

先日,指導した人が,面接で語ったら,面接の演技指導をしてもらったから,そう話しているとは,絶対にわかりません。

本当にその人らしい,その人だから,そう話しているのだろうと,面接官は感じてくれるでしょう。

ちょっとぎこちなく話すのも,面接だから,ちょっと緊張しているけれど,一生懸命に話しているためだと思ってくれるでしょう。

まさか,そういう自然な演出をするために,わざと計算された爽やかなぎこちなさが塗りこめられているとは,面接官は,絶対に気づかないでしょう。


私たちは,素晴らしい映画やドラマを見て,感動し,時には,涙を流します。

でも,そういった映画もドラマも,所詮は,台本があって,女優・俳優が,ギャラをもらって演じているのです。

でも,演技が自然で,言葉が自然であれば,感動的なシーンが成立します。


面接という舞台もまったく同じです。

そんなのは面接の語りじゃない。

そんなのは面接の指導じゃない。

そんな風に考える人は,完璧な「脚本」・「演出」指導を受けて,面接会場で,語っている人の面接を聞いてみたらいいです。

ただただ,そういう語りには,好印象を感じて,好感を持って,共感して,感動するだけですから!


完璧に準備した面接の語りには,レトリックやパフォーマンスなどが存在しているとは,絶対に感じられません。

レトリックやパフォーマンスは,それがレトリックであるとか,パフォーマンスであるとかがバレたら一巻の終わりなのですから。


旧態依然とした面接演習でいい気になっている人は,是非,旧態依然のままでいてください!

河野正夫が指導する受験者は,必ず,そういう人に面接で勝利しますから!


周囲がダメダメであるなら,勝利も簡単です!

挑戦的で,アグレッシブな言い方で,ごめんなさい。

でも,真実です。

でも,現実です。

でも,科学です。

こんな挑戦的で,アグレッシブな言い方は,あまり,上品ではないのかもしれません。

しかし,それでは,救える人が救えません。

それでは,合格できる人が,合格できません。

河野正夫は,合格したい人を,合格させます。

河野正夫の約束です。

合格したい人を,合格させます!


河野正夫
レトリカ教採学院

https://kyousaijuku.com/


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