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グリム童話の怖い話、日本の怪談

六月も下旬になりまして、熱い日々が続きますが、夜は窓なんかを開けると、涼しい風が通り抜け、夏はまだなんだななんて思います。
夏といえば、何を思い浮かべますかね、このごろは花火やお祭りなんかが見並に中止になってますから、冷たくておいしいものなんかを思い浮かべるかもしれませんが、どうでしょうここは日本人らしく怪談なんていかがでしょうか。
ただね、普通に怪談の話をしてもたかが小娘の知識なんて知れてますから、海外の昔話、そうだなわたしがちょびっとくわしいグリム童話との比較なんていかがでしょうか。

グリム童話なんて怖くないやん どうせシンデレラとか赤ずきんとかやろ
シンデレラのおねえさんがかかとやらつま先やらきって靴に足入れたとかやろ
白雪姫のおかんが実は実母で父親の近親相姦だったとか、王子様が死体マニアだったとかやろ知ってるわーって方って方もいると思うんですけど、

グリム童話の怖い話って言うのは死体が出てからが本番なんですよ。
序盤に人がサッと死んでその死体の周りでいろいろ起きるってのが多いのです。推理小説みたいですよね。まぁ推理小説との違いは死体が食べられたり生き返ったりするところでしょうけど。

それに比べて日本の怖い話はね、なんかこう、最終的には人が怖いみたいな話が多いですね。
旦那が玉の輿に乗ろうとして、女房が邪魔になったから殺したり、ご先祖の祟りだったり
思い募って死にきれなく、果てには幽霊に…って調子で、

グリム童話はファンタジーぽい生き返ったり、喋ったりなんて言うのがあるんですけど、日本の怪談の幽霊は最後まで幽霊だし、たたられる人ってのはそうなったしかるべき理由見たいのがあるんですよ。なんかこうリアル。因果応報。

私、怖い話なんかは友達と話さないタイプの陰キャなので現代の怖い話なんてのがどうなっているのかわからないのですが、聞きかじった話によると、やっぱり日本の怖い話は最終的に人が怖いっての今でも多いみたいですね。
そんな人たちと毎日過ごしてて知らず知らずのうちに恨みを買っているのでしょうか。
もしかしたら、貴方は今日新しい怪談を作ったかもしれないんですねぇ。
そういうこと考えると、やっぱり冷たいのはアイスだけで結構ですね。

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