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V系好きがDEXCOREにCode OrangeのV系版オルタナティヴを見出してしまった話

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※2022年10月より有料化しました

!!!本記事は本質的に「ヴィジュアル系好きが話題になっているハードコアバンドとヴィジュアル系をがんばって結びつけた」もので、認知の歪みが生じている可能性があります!!!

ハードコア(あるいはそれに隣接したメタル)とノイズ(および大胆なデジタル処理)を組みあわせたバンドの名盤が、2010年代に多く生まれました。Code Orangeが『Forever』を、ENDONが『Through the Mirror』を、Full of Hellが『Trumpeting Ecstasy』を出した2017年が大きな帰結点となった年でした。

このうちもっともメジャーでの露出が増えたのがCode Orangeです。メジャーレーベルへの移籍やグラミー賞へのノミネート、JPEGMAFIAとのコラボなど、さまざまな形でメジャーフィールドへと接近していきました。満を持して2020年3月に発表された『Underneath』は、ハードコアを基盤に、インダストリアルロック/メタルや、90年代のオルタナティヴロック、最新のヒップホップなどを積み上げ、デジタル処理で砕いて再構築したような音楽性をしています。「Swallowing the Rabbit Whole」など多くの曲で使われる生演奏ではありえない無音の挿入などに、その感覚がよく表れています。

(ガラスを割ったあとに逆再生すなわち時計は左回りなので実質ヴィジュアル系)

そして、このCode Orange『Underneath』、あるいは「Swallowing the Rabbit Whole」に呼応するかのような作品を出したヴィジュアル系バンドがいます。それがDEXCOREです

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