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【30日間全記録】22/7望月りののSHOWROOM配信を30日間毎日視聴したことで理解した彼女の魅力【#まいにちりのちーず】

■1:研究の目的

本章では、この研究で何を明らかにしようとしているか、何を目指しているかについて記載していく。研究の目的は、以下の二点である。

  • 「望月りのがどういう人間なのか知りたい」

  • 「彼女の魅力は、一体どの部分なのか言語化したい」

■2:研究の動機

彼女のことを特別応援しているオタクではない筆者が、何故この研究テーマを設定したか記載していく。一か月間毎日SHOWROOM配信を行うと宣言した以下のブログが素晴らしいと思ったからだ。

ナナニジ活動をしていく中でなにか自分の武器を見つけて、そしてそれを沢山の人に知ってもらいたくてどうすればいいかな?と考えた時
思いついたのがSHOWROOM配信でした。
いままでは、不定期に配信していましたがそれだけだと、さらに上には進めない。少しインパクトがある方がいいかなと思い1ヶ月間毎日配信をすることを決めました!

【22/7 オフィシャルブログ】はっぴはろうぃ〜んとお知らせᙏ̤̫🎃(望月りの)


グループの知名度向上を目標としている
【22/7 オフィシャルブログ】はっぴはろうぃ〜んとお知らせᙏ̤̫🎃(望月りの)

22/7のSHOWROOM配信に関しては、開設されていないメンバーもいるInstagramと違ってアカウントが開設されているため、全員がいつでも配信することは出来る。
その現状においても全く配信しないメンバーが、グループには沢山居る中で
グループの知名度を上げるために、モチベーション高く行動する彼女には尊敬しかない。

崇高な志で行動する彼女に対して、グループのファンであるなら真剣に向き合うべきではないか、彼女の頑張りが報われるグループとオタクであるべきではないかと考えた。

これまで彼女は、SHOWROOM配信をグループ加入時から定期的に行っていた。
しかし筆者の中ではこれまで視聴するに至らなかった。30日間視聴することで彼女に対しての解像度が上がり、彼女の魅力について理解が深まるかもしれない。
そして何故視聴するに至らなかったか言語化出来るかもしれないと考え、調査過程を含め、その結果を取りまとめることにした。

■3:研究仮説

この研究の結果についてどのような予測が考えられるか、以下の3点の仮説を設定した。

  • 「彼女の考え方や人間性の一端を感じ取ることが出来るだろう」

  • 「30日間見続けることで彼女だけでなく、彼女のファンのことも理解することが出来るだろう」


■4:研究の方法

本章では、研究の目的を達成、あるいは研究仮説を確認するために、いつ、どこで、何を使って、どのような方策を行うか。また成果をどうやって確かめるかについて記載していく。ただ視聴を行い記録するだけではなく

  • 30日間 リアルタイムで視聴し、視聴内容、視聴者数、感想を記録する

  • 週に一度同額のギフトを投げて順位の変動を確認する

まず今回の前提として、30日間リアルタイムで視聴する。
これはSHOWROOM配信故にコメント欄や来場者数、ギフトによるランキング変動などのリアルタイム性を含めて視聴することが意味があると考えているからだ。

次に「週に一度同額のギフトを投げて順位の変動を確認する」について、
自分が彼女のファンだったとして30日間毎日の一定額課金をし続けることは流石に疲弊するのではないか。仮に疲弊した場合、どの週に息切れを起こすのか。
検証方法として、一週間に一度1000円を課金し、ランキング順位の変動を確認する。
強固なファンが付いていなかった場合は、1000円の課金のみを行った筆者が壇上に上がれてしまい、彼女のファンが配信を追うことに息切れしてしまったことになる。
もし30日間毎日配信する彼女に対して彼女のオタク達は、彼女の熱量に着いていけなかったことの証明に他ならないのだ。

なお、この研究方法の作成にあたっては、某居酒屋でのオタク達の助言を
大いに参考にさせていただきました。この場を借りて、感謝を申し上げます。

■5:調査結果(毎日配信全記録)

各種データは、素人の目視記録故に多少の誤差があることをご理解いただきたい。

図1 筆者が毎日配信に付き合った記録。
視聴しながら表にメモする一か月間。移動中はスマホで。
図2 SHOWROOM配信来場者
図3 2022年11月ツイート数

最終日の「素が見えた一か月間だったと思います」という言葉にもある通り、今までは気が付かなかった素の彼女を垣間見ることが出来た。また30日間毎日視聴したことで彼女の魅力を言語化出来るようになった。自分の考える彼女の魅力については、後述の「■6:考察」にて記載を行う。

図3には「#まいにちりのちーず」のツイート数と比較対象としてグループの「#ナナニジ」を可視化した。「#ナナニジ」は地上波冠番組である22/7計算中の放送日である土曜日だけ平日の約4倍近く伸びている。
しかしグループの11月の活動を振り返ると、発売予定の10thシングルの発売延期を発表し、グループとして表に見える活動量はそこまで多くなかったことからも、ファンの熱量が低迷していたことがツイート数からわかる。
計算中がある土曜以外をフォーカスすると「#まいにちりのちーず」のツイート数が「#ナナニジ」よりも多いことがグラフから読み取れる。
つまり2022年11月はグループ全体の中でも「#まいにちりのちーず」視聴者の熱量が一番熱量があったことを意味している。
これは彼女の目標としていたグループの知名度向上に貢献しているといってもいいのではないだろうか。

次に「■4:研究の方法」にて記載した一週間に一度1000円を課金し、ランキング順位の変動を確認した結果を以下に記載する。

第1週 11月3日 19位
第2週 11月11日 19位
第3週 11月18日 19位
第4週 11月27日 16位
第5週 11月29日 20位

第1週から第3週まで順位の変動が無かったことは今回の調査で最大の驚きだった。彼女のファン達が3週目まで一定の熱量を持って、息切れしなかったことに他ならないからだ。

彼女は30日間の中で様々な時間に配信を行ってきた。その中で視聴者が見やすい時間であるゴールデンタイムの配信ではなく、朝の配信を行った27日と夕方の配信を行った29日の配信でなら壇上に上がれてしまうのではないかと少し意地悪なことを考え、実行した。

しかし結果としては、壇上に上がれなかった。最後までファンは彼女の熱量に向き合い続けたのだ。

また一か月の配信を終えた今、彼女のSHOWROOMプロフィールのファン一覧の項目を確認した所、54番目に筆者の名前があった。一か月計5000円以上課金を行ったファンが50人以上居る事実からも彼女のファンの熱量の高さを確認することが出来る。(おそらく微課金を行った人数で言えばもっと多い。もしこれを読んでいる壇上で呼ばれたい未来のりのちーずの投資額の参考になれば幸いだ。)
最終週まで一切油断しないりのちーずは鉄壁の集団である。
これからも彼女の事を応援し続けてほしいし、彼女には強固なファン達がついていることを自信持ってもらいたい。

■6:考察

本章では、前述の「■5:調査結果(毎日配信全記録)」において、彼女のファンが何故一か月間熱量高く最後まで彼女に向き合うことが出来たのか、彼女の内面的な魅力と配信の魅力と共に考察していく。

はじめに彼女の内面的な面での魅力について記載していく。30日間彼女の配信を見たことで、筆者の中での彼女の印象が変わった。配信を見るまでは、「元気」「明るい」といったパブリックイメージそのままだったが、
配信を点ではなく線で観たことで彼女に対する解像度が上がり、「謙虚で且つ、低姿勢で気遣いができる人」というイメージに変化した。
30日間の配信では度々メンバーが参加することがあった。
その中で彼女はゲストとして来たメンバーを自分より優先しようとする。

筆者はそれを見た時に、先日お会いした某卒業メンバーのオタクが「(推しには)卒業の時まで自分より他者を優先しないでほしかった…あなたを応援している人も居るんだよ…」と切なそうに語っていたことをふと思い出した。

だが、その部分こそが彼女の魅力なのではないだろうか。謙虚で且つ、低姿勢で気遣いが出来る人だからこそ他者を優先することが出来るのだ。
彼女の人間性に惹かれている人も少なくないと考えている。30日間観たことで彼女の人間性のこの部分に気が付き、言語化することが出来た。


最後に筆者の考える彼女の配信の最大の魅力は、「内輪ノリを大切にしながら配信を初めて観る人も意識した距離感」である。上記要素をそれぞれに細分化して記載していく。

初めに、彼女の配信を見て感じた第一印象はファンのこと鮮明に覚えてるという点だ。他のメンバーの配信と比較しても、群を抜いてファンとの距離感が近い。コメントしたファンの名前を言ってからコメントを読むという点だけでも他のメンバーの配信との差別化が出来ているにも関わらず、トーク会での会話内容をプラスしたり、その様子はさながら独演会の客いじりに近い。またトーク会だけでなく、Twitter上で送られてきたファンからのリプライやハッシュタグに記載されていたツイート内容など、まるでフォロワーとオフで話しているかのような距離感に錯覚するほどだ。また固定のファンだけではなく、初見や初訪問の視聴者が訪れた際には必ずその拾ってることも彼女の凄さだと言える。

この記憶力の良さを活かした距離感が彼女の魅力だと筆者は見始めて数日で気が付いた。一度この距離感の魅力にハマってしまうことが出来たら彼女のファンになることは確定することだろう。
そして同時にこれまで言語化出来なかった「自分が視聴するに至らなかった理由」もこの点だということにも気が付いた。

視聴者であるファンもその距離感の心地よさに惹かれている為、ファン同士の過剰な内輪ノリが、内輪ノリの負の側面を助長し、初見が近づきにくい印象を与えていたのだ。人間は自身が蔑ろにされることを嫌う。自分が仲間内に入れない話題で、面白おかしくしている様子は、不快以外の何物でも無い。そのため初見の視聴者、未来の太客に対して「内輪を拡げる」可能性を潰してしまう可能性がある。

しかし内輪ノリ自体は悪いことではない。良いコンテンツほど内輪ノリで話したくなるからだ。
内輪ノリで成功しているコンテンツの代表例としては「深夜ラジオ」が挙げられる。深夜ラジオは良くも悪くも深夜特有の内輪ノリのようなものがパーソナリティにもスタッフにもリスナーにもある。その日だけの流れが少しずつ積み重なっていき、お約束のノリが生まれる。何年も放送している長寿番組は、悪い意味で閉鎖的な空間に、良い意味でコミュニティ的になっていく。
例えば計算中の番組MCは、「自身のラジオ番組のファンクラブ」という端から見ると理解不能なファン交流コミュニティコンテンツを作っていたりする。

よく考えるとラジオ番組のファンクラブは異端すぎる

このように内輪ノリは非常に強力な武器になるのだ。強力な身内ノリがあったからこそ、彼女のファンが一か月間熱量高く最後まで彼女に向き合うことが出来たのではないだろうか。現に上述のランキング順位の変動の少なさがそれを物語っている。この内輪を大きくしていくためには、彼女の配信の魅力を多くの人に伝えていくためには、視聴者自身が内輪ノリの線引きを常に意識しなくてはいけないと筆者は考える。

■7:まとめ

30日間毎日配信することは、視聴者が想像する以上に大変だっただろう。だが最後まで1日も欠けずにやりきった点は本当に凄い。
中々出来る事じゃない有言実行が彼女のアイドル人生の自信に繋がってほしいと切に願うばかりだ。

また彼女は、かつてインタビューでこのように語っていた。

私は小さい頃からアイドルになることが夢だったんですけど、ナナニジに加入して、その夢を叶えることができて。本当に幸せな気持ちでいっぱいなんですけど、アイドルって、思っていたより、裏ではすごく努力をしているんだなって気づく部分が多くて。表で見ていたギャップも大きかったので、大変だったこともあるんですけど、ナナニジは先輩方が作ってくださったものですし、先輩たちの5年間を絶対に汚したくないなと思っていて。新メンバーが加入したことで、もっともっとナナニジを大きくできる存在になりたいなって思っています。願わくば、ナナニジを誰もが知る国民的アイドルにしたいと思っています。

22/7、衝撃的な歌詞が刺さる新作。14人で描く世界とは?新メンバー加入で起きた“ナナニジ”の変化

今回の彼女の配信で間違いなく彼女はナナニジを大きくできる存在になったと筆者は考える。

「この1ヶ月配信で、爆発的なことがあったわけではありませんが、1ヶ月続けることが出来た自分を褒めてあげたいし、ほんのわずかかもしれませんが22/7を知らなかった人にも知ってもらえるきっかけになっていたらいいなと思います。毎日私が皆さんを支えているようで、私が皆さんに支えられていました。1ヵ月温かい応援をありがとうございました。22/7は本当に素敵なグループなので、これからも22/7にとっての何か力になれる人間でいられるようにこれからも頑張ります。

望月りの 2022年11月30日 SHOWROOM配信

「千里の道も一歩より」とはよく言ったもので、
きっと彼女の頑張りは、確実に多くの人に届いている。
ファンにも。メンバーにも。グループにも。

望月りのはナナニジのエンジン担当であり、「希望」である。
これからも希望であり続けてほしい。何もかも良い方向に変わっていくはずだと、そう思える素敵な一か月をありがとう。

おつりのちゃんでした!


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