なぜ独立したのか?そして、今。

ものすごく久しぶりの投稿になります。
これまで番号を付けて200個近く投稿してきて
あれはあれでいいんだけど、なんか違うなと思えてきて
テーマを考えているうちに時間が経ってしまいました。

今日、久しぶりに投稿するけれど、
今後投稿するテーマが決まったわけではなく、
改めて、独立した理由とか想いとかを書いてみようかなとふと思ったから。

あと、最近直面したこともあって、いろいろと考えたから。

ちなみに、今日の投稿は長いです!


まず、私は氷河期世代で、同級生に独立した人なんていなくて
いや、もしかしたらいるかもしれないけど、
「あいつ、すごい稼いでるらしいよ!」みたいな話を聞くほどの人はいなくて。

そもそも、私の世代は

「大学を卒業したら、会社員か公務員になって定年まで働く」

という考えの人がほとんどでした。
今だって、独立とかっていうと、怖いとか、すごいね~(私にはできない)という反応がほとんどです。

少し上の世代と違って、転職は比較的当たり前になって来ていたけど、
独立するっていう考えを学生時代から持っている人はほとんどいなかったです。

でも、時代は流れて、どんどん将来不安が増して行きました。

・給料は上がらない
 (最近のニュースでは、30年間日本の給料って上がってないらしい!)

・年功序列の会社だと、バブル世代が上に大勢いて昇進昇格できない

・人生100年時代なのに、年金が出る可能性が減ってきた
 (出ても、支給される金額が低くなり、それだけでは暮らせない)

・経団連の会長(当時)やトヨタの章男社長が「終身雇用はもう無理!」って宣言した
 (終身雇用で行けないだろうとは、薄々感じていたけど)

・そこに来ての、iDeCoやNISAなどの大々的な推進
  つまり、自分で自分の面倒見てくださいねってこと。

・ロボットやAIの台頭によって、定年後に仕事ないんじゃないかって不安

などなど、細かいものを積み重ねて行って「ヤバイ!」ってなったんです。

さらに、私自身がさまざまな事情から1つのことを極めてこなかったので
どのスキルも中途半端になってしまっていたため
転職の面接で「なんでこんなにいろいろやってるの?1つのことを続けられないの?」なんていう意地悪な面接官に当たったこともありました。
(でも、実際は異動の度に違う職種を任されたためです)

だから、このまま勤め続けても、定年後に生きていける保証はないって。

で、最初に考えたのが副業でした。

周りにアクセサリー作っている子がいたりして
試しに作ってみたら楽しかったので、パーツショップに行っていくつか材料を買って作ったりしました。
楽しかったです。自分好みのものが作れて。

でも、実際に売るってなったらいくらくらいの値段を付ければいいのかわからなくて、そういうサイトで調べました。
似たようなものを、他の方がどれくらいの価格で売っているのか。

愕然としました。
1,800円とかでした。
これが全部収入ならまだいいけど、利用するサイトに一部は納めることになるし、
材料費とか包装などを考えたら、スーパーやコンビニでバイトした方が楽なんじゃないかって。

それを、会社で散々作業と処理をして帰ってからやるわけです。

当時、30代後半で、周りの人には「そろそろ老眼来るよ」なんて言われたりもしていて
「老眼があってアクセサリー作りって、大変じゃないか?」と。

まあ、いろいろ書いたけど、結局そんなに好きじゃなかったって言うのもあるんでしょうね(笑)

同じころ、複収入ってことも考えて、投資案件もいくつか始めました。
銀行に入れていても増えないどころか、
下手すると利子よりも手数料の方が高いくらいなので、
ちょっとリスク取って投資もやってみるか!と。

脱線しますが、「72の法則」って知ってますか?

【72 ÷ 金利(%) = 2倍になるまでかかる年数(年)】

というものです。
今の金利が0.001%なので(某メガバンクの預金金利を参考にしました)

72 ÷ 0.001 = 72,000

ですね。つまり、今の金利では、倍にするのに72,000年かかるってことです。
いや、どんなに長生きできる薬ができても、72,000年は無理やろって💦

となると、銀行に預けておいてもって思うんですよ。

脱線終了。

ってことで、投資も始めました。
だって、海外では投資してるのが一般的で、それでしっかり資産を増やしてるんですって。
日本だけなんですよ。預けてボケーッとしてるの。

でも!
投資も元手が多くないと、利益も多くないので
たとえば、100万円くらい投資したところで、利益はたかが知れてるんです。
何千万とか投資しないと。。。

ってことで、投資はやります。
でも、それだけじゃ老後心配だー。
やりたいこともできないぞ!

といって辿り着いたのが、自分で事業をやるってことでした。

もちろん、事業ってそんなに簡単なことじゃないです。
日本には400万社あるそうですが、
9割以上が5年以内に倒産したり、会社を畳んだりするそうです。
それも、大抵は数百万とか数千万掛けて立ち上げて
2~3年は利益出ないそうです。

そんな大金出せないので、
最初にやろうと思ったのはコンテンツ販売です。
英語がちょっとできたので、英語関連のコンテンツを作って売ろうとしました。
詳細は控えますが、思ったよりも全然成果は出ず、でした。
正直言って反応も悪く、体力も精神力も削られるばかりで1年経ちました。

さらに、やっていく中で「英語を仕事にするほど、英語力がない」ことにも気づいてしまいました。

会社で英語を使って仕事をする程度にはできたけど
英語を仕事にするのは厳しいなと。

さらに、このコンテンツ販売。
一見、権利的な収入に見えます。
確かに、一度コンテンツを作ったら、放っておいてもお金が入ってくるよ、っていうのが、お世話になったコンサルの話でした。

でも、コンテンツは廃れていくんです。
古くなる前に、改訂したり、新しいコンテンツを作らなくちゃいけない。
永遠じゃないんですよね。
永遠どころか、下手したら1年もたないかもしれません。

結局、キャッシュフロー・クワドラント(ESBI)のS(Small Business/Self Employee)に当たる働き方だなと。
(ロバート・キヨサキ氏の「金持ち父さん貧乏父さん」読んでください)

つまり、自分の時間を切り売りしてお金を得る、に近いってことにも気づきました。

これは、健康を害したり、年を取って働けない状況になったときには非常に困る。

そこで、ESBIのBのすばらしさに気付きました。
つまり、事業=自分がその場に居なくても収入が入ってくる仕組みを作る ことをしなければ、と!

そんなことを想っていたちょうどその頃。
思うのが先か、出会えたのが先かわからないくらい同時期に
そんな手段に出会えたんです。

会社員との違いはたくさんあるし、楽なことだけではない。
でも、自分の人生と真剣に向き合って、自分で自分の人生を作れるメリット。
収入は青天井。(会社員だと、大体上限が見えてますよね)
世間の常識を変えていく仕掛け側であるという面白さ。
満員電車に乗ったり、嫌な上司や同僚との付き合い皆無というストレスフリー!
など、たくさんのよさがあります。

さらには、時代も後押ししてくれています。
コロナで倒産する会社
週休3日・4日を導入する会社
中高年をリストラする会社
などもどんどん増えて来ていて、「事前準備」が大事だなと実感中。

「会社が倒産したら、その時始めようかな」

なんていう人が周りにも多いんだけど、事が起こってからじゃ遅いんです。
起こる前に準備しておかないと!

そんな感じで、不安から副業を始めようとして、起業にまであっという間に路線変更したわけですが、楽しくて会社員にはもう戻れません!

長くなりましたが、まだ事前準備をしてない方や
何かを始めたけど思ったように稼げてないという方の参考になれば幸いです!

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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