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#13 "交渉"とは

去年の秋からアルバイトのインストラクターのチーフとして働くこととなり、1人でレッスンなどを行うようになった。

始めは支配人に言われるがまま始めたが、給料など上げてもらっても良いのではないか?と欲の張った自分が顔を出してきたので、"交渉"してみることにした。
うまい交渉など知るはずもなく、僕はただただ自分がこのままだと働く量も増えたのにかわいそうではないかのような口ぶりで話していた。

なかなか妥協点に達せず、どうしたら上手く交渉したらいいのか自分なりに考え合意に達した経緯をここに書いてみたいと思う。
(合意というほど大した交渉ではないですが…)

まず交渉のゴールは支配人と円満に終わり仲良くなることでも、論破して険悪になることでもない。
あくまでお互いの"合意"がゴールであるということを意識した。

まずなぜ僕の提示額では厳しいのか聞いてみることにした。
そうするとなんとなく他のコーチとの兼ね合いでとか曖昧な答えだったので、付け入る隙があると判断して自分のレッスンの内容と満足度をお客さんに判断してもらうアンケートを取り、それをもとに自らの提案してみた。

そうすると「これだけ評価が良いし時給は上げるのが妥当だね」となり、僕の要求ほどではないが時給は上がり、更に他のレッスンも任せたいと打診してきた。

それを最初に聞いた時「お、やったー!バイト代増える!」と思ったが、よく考えてみるとこれは論点をすり替えられているのではないかと思った。

僕の要求は「1人でやるのだから、他のコーチ同様このくらいの時給はいただきたい」というもの、それに対して要求ほどは上がらないが時給は上がりレッスンのコマも増え、トータルのレッスン料は増えるという返答である。
結局は自分の提案とズレてることを話し、僕の提案は通ったがとても気付きにくい所だったのではないかと思う。

これに瞬時に気づいた時は自分のことを賢いと思ったが、自分の提案に対して正当な返答かどうかはしっかりと判断しなくてはいけない。
見かけの金額や言葉に騙されず、論点が合っているのか理性的に話すことがとても大事だなと思ったし、これから社会に出る準備として良いウォーミングアップにもなったと思う。

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