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今すぐ決めよう! どちらの道を選ぶのか?


「時代錯誤。すぐに改善させます!」ちょっとシビレた。政治家ってこういう人が向いているのだと思う。

これは私が昨日書いた、まさかの「デジタル署名に捺印が必要」!! という記事をアップした直後に、その問題について都民ファーストの伊藤ゆう議員からきたコメントだが、議員へのリップサービスではなく 、この出来事から見たリーダーシップについて書いてみたい。

私がしているオンライン授業推進の署名は、都議会へ提出予定だったのだが、最終的に東京都教育委員会に提出し、都議会へは請願書だけを提出することになった。その理由をnoteに書いたところ、それを読んだ伊藤議員が、すぐに問題に取り組んでくださることになったというわけだ。一般人の記事で、こんな政治的な動きが始まったりもするのだから、アウトプットって本当に大切だと思う。

こういうことを書くと、反都民ファーストの方からアンチコメントが来そうだが、どの政党が、とか、政治的イデオロギーが、とかそういう話ではない。考えてみれば当たり前のことだが、「目の前の問題に速攻で最善の対処をする」のが政治家であり、リーダーと言われる立場の人なのだと思うが、このところずっと、あまりにも進まないオンライン教育をめぐる状況を見てきたので、ちょっと感動してしまったのだ。

一般企業であれば当たり前のことが、公的機関になると、改革がなかなか進まないことがある。政治家や官僚といった公的存在のリーダーには、人々のニーズを汲み取って着実に実行に移して欲しいところだが、とんでもなく保守的で前例がないことに取り組まないリーダーと、オープンマインドで行動が早く成果を出せるリーダーとに、大きく二極化しているのが現状だ。

成功しているリーダーは、もちろん目の前の問題を地道に解決しつつも、高い視座を持ち、しっかりとした未来ビジョンに向かってブレずに進んでいるのだろうが、それ以外にもよく言われる、以下のような資質があるように思える。


【1,スピード感がある 】 出来るリーダーはとにかく速攻で取り組む

【2,発信力がある 】 発信力があるか、自分が出来なければブレーンにさせる

【3,利他的である 】 利己的なやり方はすぐに見抜かれる。その行動が、エゴや保身、変わることへの怖れからでないか?利他意識からの行動か?が情報によって可視化され、ごまかせない時代になってきた


激動の時代だからこそ、人々は素早く問題に対処し成果を出し続けるリーダーを強く求める。パフォーマンスだけのリーダーでは困るけれど、どうせいつかやらなきゃいけないならば、問題先送りで嫌々やっているリーダーよりは、さっさとポジティヴに動くリーダーの方が良いのは当然だ。

オンライン授業だって、どうあらがってもICT導入の流れは止められない。どうせいつかやるのだから、やれない理由を並べていないで、さっさと取り組んだ方が良いのに、と思うのは私だけではないだろう。

皆さんの周りのリーダーはどちらのタイプだろうか?推進力のあるリーダーならば良いのだが、問題はそうでなかったとき。リーダーに文句を言ってばかりでそこにとどまると、私達はエンドレスに同じ世界を創り続ける。

文句を言うより先に、自分が3つの資質を身につけて行動を起こしたならば、気づいたときには、自分がリーダーになって全く違う世界を創っているかもしれない。

最近、オンライン授業実現が遅い学校に業を煮やして、保護者が自主的にどんどん動いて、より良い状況に転じている例があるが、それなどはまさしく、保護者がリーダーシップをとっている良い例だろう。

どちらのラインに乗ってどちらの世界に行くかは自分次第だ。現状を受け入れないでゴネているだけのリーダーか、さっさと爽快に問題解決するリーダーか。リーダーのせいにして文句を言って諦めて生きるのか、自分がリーダーシップを発揮していくのか。

世の中は、すごいスピードで二極化しているのだから、今、ここの決断が人生を変えるのだと、素早い伊藤議員のコメントを見ながら、自戒の念を込めて思った次第だ。





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