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メディアスタイリストに付いて撮影現場に行ったら感動した

リワードローブ南部です。
今日は川村のメディアスタイリストとしての仕事の現場へ同行。
荷物持つくらいしか出来ることないんだけど、すんごい量の荷物だから、荷物持ちが一番役に立つのかもしれない。
私はアパレルも、ファッションも、芸能も、仕事で関わったことなくて、完全素人なため、
「仕事でフジテレビの撮影スタジオ」なんて言われたら、
わくわくドキドキのミーハー気分である。
ミーハー気分が行き過ぎて、note書くことすっかり忘れていたせいで全然写真撮ってないのが大失態なのだけども。
今日は川村が担当しているタレントさんの番組収録が2本あり、2種類の衣装が必要だった。
「2種類の衣装が必要」って2着持って行けばいいわけじゃない。
考えてみれば当たり前なんだけど、事前にフィッティングしてなければ、そこで初めて合わせることになるわけだから、
「予備もいる、選べた方がいい、違う合わせも見て決められた方がいい、靴も、アクセも」となると、ものすごい量のアイテムが必要になる。
持って行ってなくてその場で「これ、違うね」ってなったら、出来ること何もなくなってしまうから。
今日の川村の荷物は、ちょうど今月頭に行った、私と娘の1泊2日の札幌旅行の荷物よりも多かった。

荷物重すぎて顔死んでる

番組や撮影内容についての情報をタレントさんから事前に聞いて、
衣装のイメージを作り、それに合うアイテムを探し、複数のコーデを作り、各アイテムのリースの手配をし、見つからなければ購入(!)したり、
そうやって集めたアイテムをどっさり袋に入れて、持って行く。

タレントさんの前に楽屋に入り、(今日はそうだったけど常なのかは不明)一式を見せらえる状態にセット、撮影スケジュールや、その後のタレントさんのスケジュールを考慮して、
見せる順番や着替えの時間を想定する。
タレントさん本人だけじゃなくて、マネージャーさんや、テレビ局の人、同じ番組に出ているタレントさんの関係者など、いろんな人の動きを見ながら現場でのタレントさんをサポートすることもあったり。

話には何度も聞いてたけど、実際に見た感想は、
メディアのスタイリストって服に詳しいだけじゃなくて、コーデ組めるだけじゃなくて、必要なものを全部想定して描いて手配するマネジメントが出来て、状況判断ができて、コミュニケーションも上手じゃないとできないじゃん
これはほんとすごい。
「好きだから出来るんだよ~」と本人は軽く言ってたけど、服好きなだけじゃできないと思う。
「服のことしかやったことない」ってよく言ってるけど、川村のビジネスパーソンとしてのベースがとても堅実なのは、こういう現場で鍛えられてきたからなんだろうなと思う。

そんな中、特にできることもない私はちらっと雑談に参加したりするわけなんだけど、雑談も川村の方がうまいしね、作業しながらの川村の方がうまいってどういうことよ。

そして、そんな役に立ってない私も撮影スタジオについて行かせてもらい見学。
数年に渡ってEテレとプリキュア以外のテレビ番組を見てない私は、よく分からないし、ふむふむって感じかなと思ってたら、
本番のタレントさんのパフォーマンスにものすごく感動した。
ちょっと泣きそうだった。
誰の何かが書けないのが本当に本当に「ぁあああっっっ!!!もうっっ!
ってやつなのだが、本番に入るときの雰囲気と、その短時間に込められるエネルギーと、華と、圧巻だった。衣装もかっこよかった。
終わったあと、プロの方に素敵だったなんて言うのは気が引けて止めようか迷ったけど、とても素敵で私も人生頑張ろうと思ったと伝えてしまった。

プロってすごい。タレントさんも、スタイリストも、プロはすごい。
プロの技術に触れると感動する。それがなんであっても。
私は興味を広げていくタイプで、人生かけて深めている技術って持ってないから、憧れもあるんだろう。
技術職ではない私の、プロとしての仕事は何だろう。
プロとしてのリワードローブの仕事はなんだろう。
今日貰ったような感動を届けられる私、私たちであろう。